【2019年9月編】EURO2020予選注目試合結果まとめ

UEFAユーロ

サッカーの代表チームで欧州チャンピオンを決める大会、UEFA EURO (ユーロ) 。

次回は来年2020年に欧州各地で開催予定となっていますが、その出場権をかけた予選が現在行われており、各グループこの9月の試合で予選全10節中5節目・6節目にあたる試合を終えました。

 

2020年大会の出場枠は24チームで、そのうちの20チームはこの予選から出場権を獲得

残りの4チームはレギュレーションに基づいて、UEFAネーションズリーグ2018-19の各リーグからトーナメントを行い出場国を決めるというものになっています。

 

今回は、本予選のこの9月に行われた第5節・6節での注目の試合結果をまとめました。

以下に今節でのピックアップポイントをあげています。

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スペイン、イタリア、ベルギー、イングランドが全勝で首位キープ

まずは欧州の中でも”強豪国”と言われるチームの試合結果ですが、EURO予選ではここまでスペイン代表、イタリア代表、ベルギー代表、イングランド代表の4チームが全勝中となっています。

 

まずグループAのイングランド代表ですが、この9月の試合ではホームで2連戦を実施。

第5節の試合では本大会の準決勝・決勝など開催されるウェンブリー・スタジアムでブルガリア代表と対戦。

ハリー・ケインのPK2ゴールを含むハットトリックなどで4-0と、相手をまったく寄せ付けずに快勝。

さらに3日後に行われた、第6節のコソボ代表との試合。

こちらは開始1分に最終ラインでのパスミスからコソボに先制されますが、その後にケイン、スターリング、サンチョの2ゴールなど前半だけで5得点を奪い5-1と逆転。

後半、イングランドは得点を奪えず、逆にコソボに2得点を奪われますが、前半でのリードを保ったまま試合終了。

イングランドが5-3と派手な打ち合いを制して、4戦全勝。

他チームより1試合少ないながらも勝ち点12で首位をキープ

またイングランドはここまで予選全試合で4得点以上を奪っており、攻撃陣が爆発しています。

 

続いてグループFのスペイン代表ですが、アウェイでルーマニア代表と、ホームでフェロー諸島代表と対戦。

ルーマニア戦ではセルヒオ・ラモスとパコ・アルカセルの得点により2-1で勝利。

続くフェロー諸島戦ではロドリゴ・モレノとパコ・アルカセルが2得点ずつあげて4-0と快勝し、6戦全勝で首位キープ。

なおブルガリア戦でPKを決めたセルヒオ・ラモスは、DFながら予選6戦中4試合で得点を決めています

 

続いてグループIのベルギー代表ですが、アウェイ2連戦でサンマリノ代表、スコットランド代表と対戦。

FIFA加盟全チームの中で最もFIFAランクの低いサンマリノ代表との一戦では、バチュアイの2ゴールとメルテンス、シャドリの得点により4-0で勝利。

続くスコットランド戦ではルカク、アルデルヴェイレルト、デ・ブルイネの得点に加え、ヴィッセル神戸所属フェルマーレンも得点をあげて4-0と快勝。

2試合とも4-0と大差で勝利し全勝を継続したベルギー代表は、ここまで得点数は19、失点数はわずかに1と、圧倒的な強さで首位をキープしています。

 

最後にグループJのイタリア代表ですが、こちらもアウェイでの2連戦で、アルメニア代表、フィンランド代表と対戦。

アルメニア戦ではカラペティアンに先制点を奪われますが、その後ベロッティの2ゴールなどで逆転し、3-1で勝利。

続く2位フィンランドとの1位・2位頂上決戦では、インモービレのゴールで先制するも、予選通して5ゴール目となるPKをプッキに決められ同点に。

それでも今度はイタリアに与えられたPKをジョルジーニョが決めて勝ち越し、2-1で勝利。

この2戦でも勝負強さを見せたイタリア代表が全勝で首位をキープしており、2位フィンランドとの勝ち点差も6と突き放しています

 

 

ここまで全勝中のこれら4チームは、今後多少の取りこぼしがあったとしても、まず予選突破は問題なく果たすかと思われます。

とくに、6チームのグループで戦っており、3位との勝ち点差も大きく開いているベルギー、スペイン、イタリアの3チームの突破は間違いないでしょう。

 

ドイツ代表、オランダに敗れるも全勝中北アイルランドに勝利し首位浮上

続いては、ドイツ代表オランダ代表が同グループとなっている注目のグループCです。

 

このグループではドイツとオランダが同居したことにより、他チームにとっては予選突破が非常に難しい状況となっていますが、そんな中、4節目まで終えた時点で首位は全勝中の北アイルランド代表でした。

北アイルランドはこの4試合でドイツ、オランダ両者ともまだ対戦はしてませんでしたが、ベラルーシ、エストニアとのそれぞれホーム&アウェイ戦を一戦も落とすことなく全勝してきました。

そして2位にドイツ代表、3位がオランダ代表という順位でした。

 

そんな中迎えた5節目は、まずドイツ代表とオランダ代表が再び対戦。

オランダのホームで行われた3月の試合では、ドイツが3-2で競り勝っていました。

今回ドイツのホームで行われた試合では、前半9分にニャブリのゴールでドイツが幸先良く先制。

しかし後半に入りオランダがデ・ヨングのゴールとオウンゴールにより逆転。

その後ドイツはクロースのPKで2-2の同点としますが、オランダが後半34分にマレンのゴールで再び勝ち越し。

さらにオランダは後半アディショナルタイム、カウンターから最後はワイナルドゥムがゴールを奪ってドイツを突き放しました。

 

4-2でドイツに勝利したオランダは続くアウェイでのエストニア戦でも4ゴールを奪って4-0と快勝。

しかしながらオランダは、UEFAネーションズリーグ決勝ラウンド出場の関係により6月の2節を行っていたいため消化試合数が他チームより少なく、順位は3位のままとなっています。

 

一方、オランダに敗れたドイツ代表は6節目で全勝中の北アイルランド代表と対戦。

この試合にも敗れると北アイルランドには突き放され、オランダには後々抜かれる可能性の出てくるドイツでしたが、ハルステンベルクとニャブリのゴールにより2-0で勝利。

 

この結果、ドイツと北アイルランドが勝ち点12で並びましたが、直接対決の結果によりドイツが首位、北アイルランドが2位、他チームより1試合少ないオランダが勝ち点9で3位となっています。

グループCではこのドイツ、北アイルランド、オランダの中の2チームが出場権を手にする可能性が高まっています

ドイツ戦には敗れた北アイルランドですが、今後このトップ2の中に割って入り2大会連続の本大会出場を果たせるのかにも注目です。

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ポルトガル代表、C・ロナウドがリトアニア戦で4得点の大活躍

そしてグループBではポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドがリトアニア戦で4ゴールを決めています。

 

UEFAネーションズリーグ決勝ラウンド出場により消化試合が少なく、4節を終えた時点で4位に沈んでいたポルトガル代表ですが、5節目の重要な一戦セルビア代表とのアウェイ戦で4-2と勝利。

この試合でも1得点をあげていたロナウドは、続くリトアニア戦で大爆発。

前半7分にPKのキッカーを務め先制点を奪うと、同点に追いつかれて迎えた後半には17分、20分、31分と15分間で3得点をゲット

その後後半アディショナルタイムにウィリアム・カルヴァーリョも得点をあげて5-1と勝利したポルトガルは3位セルビアも抜いて一気に出場圏内の2位へ浮上。

首位ウクライナとの勝ち点差は5ありますが、3位セルビアとの対戦成績で勝ち越し順位でも上回れたのはとても大きい成果となっています。

 

ポルトガル代表の今後の予選残り4試合は、ウクライナとのアウェイ戦とそれ以外の3試合はルクセンブルク、リトアニアとの対戦です。

この残り4試合中3試合で勝利することができれば自力で出場権を獲得できることから、その可能性は高まっています。

 

ギリシャ代表は突破絶望的、ウェールズ代表は遅れを取り戻せるか

一方、ある程度の実力があるとされてる中で予選突破が絶望的となっているのが、ギリシャ代表です。

 

ギリシャはグループIに属していますが、この9月の試合でもアウェイでのフィンランド戦にはPKでの1失点により0-1で敗戦。

続くホームでのFIFAランク182位とグループ内で最も低いリヒテンシュタインとの対戦では1-1とまさかのドロー。

イタリアが6-0、ボスニアが5-0と勝利した相手にホームで予想外の引き分けに終わったことで、勝ち点を伸ばすことができませんでした。

この結果、ギリシャ代表は6戦を終えて勝ち点5の5位となっており、首位イタリア (勝ち点18) を上回る可能性はすでに消滅。

2位フィンランド (勝ち点12) を超すのも非常に難しく、次戦ギリシャがイタリア戦に敗れフィンランドがボスニア戦に勝利した場合はその時点でこの予選での突破はなくなります。

つまり、ギリシャ代表にとって本大会出場は絶望的な状況です。

 

またギリシャと同グループのボスニア・ヘルツェゴビナ代表ですが、こちらも予選突破へ崖っぷちな状況です。

イタリアとともに予選突破を果たすのではないかと言われていたボスニアですが、現在勝ち点7で4位に沈んでいます。

次戦はホームで2位フィンランド代表とのビッグマッチが予定されており、ここで敗れてしまうと突破の可能性はほぼ消滅。

逆に勝利することができればフィンランドとの勝ち点差を2まで縮めることができ、突破の可能性を残すことができます。

 

またその他では、前回EUROベスト4進出のウェールズ代表も現在負けられない状況が続いています。

グループEのウェールズ代表ですが、ロシアW杯準優勝クロアチア代表に加え、スロバキア代表やハンガリー代表といったチームのいる厄介なグループに入っています。

上位は団子状態となっており、首位クロアチア (勝ち点10) 、2位スロバキア (勝ち点9) 、3位ハンガリー (勝ち点9) と続いており、ウェールズは4位で勝ち点6。

上位3チームから遅れをとっている状況ですが、ウェールズは他チームより1試合消化が少ないため、まだ十分上位2チームには入れます

しかし前回の最下位アゼルバイジャン戦では終盤のベイルのゴールによりなんとか2-1で勝利しており、常に負けられない状況です。

ウェールズは次戦アウェイでのスロバキア戦に敗れると、一気に崖っぷちへ立たされます

ベイル擁するウェールズ代表が本大会で観られるのかどうか、こちらにも注目です。


 

以上、この9月に行われた試合での注目結果などをまとめました。

すべてのグループについて記載すると長くなってしまうので、その他気になるグループについては以下のユーロ2020予選専用ページで確認いただければと思います。

 

ちなみにここまで予選第6節まで終えて、本予選及びUEFAネーションズリーグの成績によるプレーオフ経由での出場も含め、すでに予選敗退が決定しているのは、アンドラ代表 (グループH)サンマリノ代表 (グループI) の2チームです。

 

 

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