U-20W杯のベスト4が決定!

公開日 2017年6月8日 最終更新日 2017年6月9日

韓国で開催中の20歳以下のワールドカップは4日と5日に準々決勝の4試合が行われ、ベスト4が決定した。

日本は決勝トーナメント1回戦で敗退している。

準々決勝の結果は以下の通り。

 

<準々決勝>

ベネズエラ 2-1(延長) アメリカ  《 ショートハイライト動画(youtube) 》

ポルトガル 2-2(延長)、4-5(PK) ウルグアイ  《 ショートハイライト動画(youtube) 》

イタリア 3-2(延長) ザンビア  《 ショートハイライト動画(youtube) 》

メキシコ 0-1 イングランド  《 ショートハイライト動画(youtube) 》

 

今回はショートハイライト動画も載せてみた。

なお、今までの他の試合もyoutubeのFIFATVで見られる。

 

さて、試合だがご覧の通り、4試合中3試合が90分で決着つかずの接戦。

まずベスト16で日本を延長戦の末に1-0で下したベネズエラは、同ニュージーランドに6-0で大勝したアメリカと対戦。

試合は90分で両チーム得点生まれず0-0で延長戦へ。

ベネズエラは日本戦に続き2試合連続0-0で延長戦となった。

それでも延長前半6分、左サイドからのクロスにペニャランダが合わせベネズエラが先制。

さらに延長後半10分にもCKから追加点。

その2分後にアメリカもFKから1点を返し、ベネズエラは今大会初失点を喫する。

それでもそのまま試合は2-1で終了し、ベネズエラが2試合連続延長戦を制しベスト4一番乗り。

 

続いてポルトガルとウルグアイの優勝候補同士の対戦。

試合は開始直後の1分にポルトガルが相手からボールを奪いいきなり先制。

ウルグアイはこれが今大会初失点となったが、早い時間に追いつく。

前半16分、CKからこぼれ球を押し込み1-1同点。

それでもポルトガルは前半41分、ゴンサルヴェスがペナルティーエリア左外から右足一閃。

これがゴール右隅に決まりポルトガルが再び勝ち越して前半終了。

後半に入り開始早々、ウルグアイがペナルティーエリア内で相手に倒されPKを獲得。

これをヴァルヴェルデでゴール左に決め2-2と再び同点に。

このまま試合は延長戦に突入し、延長でも得点生まれず決着はPK戦へ。

PK戦では両チームともに4人目まで成功。

そして5人目ではポルトガルが外し、決めれば勝利のウルグアイだったがこれを失敗。

PK戦はサドンデスへ突入すると、また両チームともに6人目が失敗。

そして7人目ではまたもポルトガルが外したのに対し、ウルグアイが成功し勝負あり。

PK戦7人目までもつれ込む死闘を制したウルグアイがベスト4へ進出。

 

続いてはこちらも優勝候補のイタリアとアフリカ1位の強豪ザンビアとの試合。

前半4分、ザンビアはスルーパスに抜け出したダカが決めていきなり先制。

さらに前半43分、イタリアのペッツェッラが1対1でザンビアの選手を倒してしまい一発退場。

数的不利で厳しくなったイタリアだが、後半5分、左からのクロスにオルソリーニが頭で合わせ1-1の同点。

しかし後半39分、ザンビアはペナルティーエリア内中央でパスを受けたサカラが右足でゴール。

これで試合は決まったかに思われたが、イタリアはその4分後の後半43分に再び追いつく。

ペナルティーエリア外のやや距離のある位置からFKを得る。

するとこれをセリエAのエンポリ所属のフェデリコ・ディマルコが左足でゴール右隅に決め土壇場で同点。

イタリアが退場者を出しながら2回追いつく意地を見せ延長戦へ突入。

すると延長後半6分、左からのCKにヴィドが頭で合わせついにイタリアが逆転に成功する。

試合はこのまま終了し、3-2でイタリアが逆転勝利でベスト4進出を決めた。

 

最後は、若い世代が結果を残しているメキシコと強豪のアルゼンチンや開催国の韓国に勝利し勝ち進んできたイングランドの試合。

前半はお互いビッグチャンスがなく0-0で終了。

後半に入り開始直後の2分、イングランドは中央でスルーパスをフリーで受けたリヴァプール所属のソランケが冷静にゴール。

その後お互いにビッグチャンスがあったが決めきれず。

するとイングランドは後半17分、オノマーがこの試合2枚目のイエローカードで退場に。

それでも1点を守り切ったイングランドが1-0で勝利しベスト4最後の進出国に。

 

これにより、ベスト4の国はベネズエラ、ウルグアイ、イタリア、イングランド。

南米2ヵ国、ヨーロッパ2ヵ国という構図になった。

そして注目すべきは、日本とグループリーグで同じ組だったウルグアイとイタリア、さらにベスト16で対戦したベネズエラ。

日本と対戦したこの3ヵ国がベスト4に残ったのである。

振り返ってみると、この3ヵ国との試合においていずれも、日本が相手に圧倒的に支配されたわけではない。

実際、ポゼッション率を見てみると、いずれの3ヵ国との試合においても日本の方が相手を上回っていた。

当然、ウルグアイ戦のように相手にボールを持たされている時間もあった。

ただ、日本はボールを保持しても相手を崩し切れなかったり、または崩し切ってもチャンスで仕留めきれない。

このアンダー世代の大会の特徴でもあるが、どの国が勝ち上がってもおかしくない。

なので上記のように、日本の方がポゼッション率で上回った相手がすべてベスト4に残っているので、チャンスで決めていれば日本がここに残っていてもおかしくなかったかもしれない。

チャンスで決めるか決めないか、その小さな差で勝敗は決まってしまう。

しかし、その小さな差がとても大きな差なのであると私は思う。

たかがチャンス1度にしても決められない日本と決めきる相手。

1回の小さなことなのだがこれがとても大きな差なのである。

もちろん決定力だけでなく、局面局面での対応の仕方、全体を通しての試合の運び方など、すべてのことにおいて小さな差が大きな差なのである。

その小さく見える世界との大きな差を埋めなければ上へは上がれないと感じた。

 

さて、いよいよ次は準決勝。

組み合わせとキックオフは以下の通り。

6月8日(木)

「ウルグアイ 17:00 ベネズエラ」

「イタリア 20:00 イングランド」

*キックオフは日本時間(韓国との時差はないため、現地時間とキックオフ時間は同じ)。

 

上記の通り、準決勝は南米同士の戦いとヨーロッパ同士の戦いになった。

必然的に決勝も南米対ヨーロッパの戦いになる。

優勝候補と言われているウルグアイはしっかりとここに残っている。

また、ベネズエラもフル代表では下位の方だがこの若い世代ではここまで残っている。

そして優勝候補フランスを破り、準々決勝でも勢いに乗るアフリカ1位のザンビアを逆転で下したイタリアも優勝候補となっている。

イングランドもあまり取り上げられてなかったがここまでたどり着いた。

準決勝はどのような試合になるのか、そして決勝はどの組み合わせになるのか、目が離せない。

因みに今後の試合(準決勝、3位決定戦、決勝)はすべてスカパーのフジテレビNEXTで生中継される予定である。

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