U-20W杯の決勝カードが決定!

韓国で開催中の20歳以下のワールドカップは準決勝の2試合が行われ、ついに決勝の対戦カードが決定した。

準決勝2試合の結果は以下の通り。

 

<準決勝>

ウルグアイ 1-1(延長) 3-4(PK) ベネズエラ

《 ショートハイライト動画(youtube) 》

イタリア 1-3 イングランド

《 ショートハイライト動画(youtube) 》

 

それでは準決勝の2試合を軽く振り返ってみる。

 

まずは南米対決となったウルグアイ対ベネズエラの試合。

前半はベネズエラがボール支配率で圧倒したが、シュート数ではウルグアイが上回った。

ウルグアイは前半24分、27分と惜しいシュートを放つがこれはベネズエラGKウイルケル・ファリニェスがファインセーブ。

前半はお互い得点は生まれず0-0でハーフタイムへ。

そして後半に入り開始直後1分のことだった。

ペナルティーエリア内でベネズエラの選手がボールをスライディングでかきだそうとするとウルグアイの選手の足に引っかかる。

このシーンで笛は最初鳴らなかったものの、今大会で導入されているビデオ判定により、主審が映像を確認しにいく。

すると映像を見た主審は判定を覆し、ベネズエラのファウルとなりウルグアイにPKが与えられる。

これをニコラス・デラクルスがキーパーの逆をつき右にしっかりと決め先制。

さらにウルグアイはその直後、ニコラス・スキアッパカッセがゴール前フリーでシュートを打つが、ベネズエラGKウイルケル・ファリニェスがストップ。

そしてそのまま1-0ウルグアイのリードのまま後半アディショナルタイム突入直前にベネズエラがペナルティーエリア外やや右でFKを得る。

するとこれをソーサが左足で直接ゴール左上の方へ決め土壇場で1-1同点とする。

結局そのまま1-1で90分は終了しベネズエラが延長戦に持ち込んだ。

延長戦では両チームとも得点は生まれず決着はPK戦へ。

それではここで、今まで紹介していなかったが、今大会のPK戦では新たな試みが導入されているから説明する。

その試みとは、2人目のキッカーから同じチームが2回続けて蹴るということ。

どういうことかと言うと、AチームとBチームがPK戦を行うとすると、蹴る順番は以下の通りとなる。

[ 先攻Aチーム、後攻Bチームの場合 ]

A1人目→B1人目→B2人目→A2人目→A3人目→B3人目→B4人目→A4人目→A5人目→B5人目

従来の方法であれば1人目から常にAチームBチーム交互に蹴っていたが、今大会では上記のようなシステムが導入されている。

これは、常に先攻と後攻が同じであれば有利不利が生じるのではないかという意見があったため、試験的に今大会で導入したということらしい。

今後の大会でもこの新しいシステムのPK方式が導入されるのかどうか注目である。

さて、試合に戻り、そのニューシステムのPK戦。

先攻はベネズエラ、後攻はウルグアイだった。

1人目は両チームとも成功。

そして1人目に続いて蹴ったウルグアイの2人目はセーブされ失敗。

その後のベネズエラの2人目と3人目は両チームとも成功。

そしてベネズエラは4人目が上へ外しウルグアイと並ぶ。

そして運命の5人目ではベネズエラが4人目に続き連続で蹴ったがこれは成功。

これで外せば敗退のウルグアイ5人目はこの試合の後半にPKを決めていたキャプテンのデラクルス。

しかし右を狙ったキックはまたしてもGKファリニェスがセーブ。

これにより、ベネズエラがPK戦を4-3で制して決勝進出を果たした。

 

続いてはイタリアとイングランドのヨーロッパ対決。

試合は開始直後の2分、オルソリーニのシュートでイタリアがいきなり先制。

前半はその後得点は生まれず1-0でイタリアがリードしハーフタイム。

すると後半はイングランドが逆襲する。

後半21分、右サイドからのクロスを相手GKが弾き、そのこぼれ球をソランケが押し込み1-1の同点。

もうここからは完全にイングランドがボールを支配する。

後半32分、再び右サイドからのクロスのこぼれ球を今度はルックマンが押し込み2-1と逆転。

そして終了間際の後半43分にはペナルティーエリア外から再びソランケがミドルシュート。

これが相手GKの手を弾きゴール右へ決まり3-1、勝負は決まった。

このまま試合は終了し3-1でイングランドが逆転勝利で決勝進出。

 

以上、南米対決はベネズエラが制し、ヨーロッパ対決はイングランドが制した。

日本と同じグループに入り優勝候補と言われていたウルグアイとイタリアはここで敗退。

逆に今大会好調で優勝候補に躍り出た、日本とベスト16で対戦したベネズエラ、そして優勝候補とは決して言えなかったイングランドが決勝へ。

これにより決勝の対戦カードは「ベネズエラ対イングランド」となった。

この対戦カードを予想できた人はいないはず。

だが驚きはない。

なぜならどの国が優勝してもおかしくないのがこのアンダー世代の大会の特徴であるからだ。

さすがにレベルの落ちる初出場のベトナムやオセアニアのバヌアツなどがここに残ったら驚きではあるが、ベネズエラとイングランドの決勝進出は、ここまでの戦いを見たらある意味妥当とも言える。

決勝でもどちらが勝ってもおかしくない、まさに楽しみな対戦カードである。

A代表の方では南米の10ヵ国の中で唯一FIFAワールドカップへの出場がなく、南米最弱と言われているベネズエラか。

サッカーの母国でありながらここ近年では良い成績を残せていないイングランドか。

どちらが勝っても初優勝となる。

 

因みに、決勝戦の前に3位決定戦も行われる。

この3位決定戦では準決勝で敗れたウルグアイとイタリアが対戦するが、この両者は日本と同じグループリーグでも対戦しており、その時はウルグアイが1-0でイタリアに勝っている。

3位決定戦と決勝戦の日程は以下の通り。

<3位決定戦>

6月11日(日)

ウルグアイ 15:30 イタリア

<決勝>

6月11日(日)

ベネズエラ 19:00 イングランド

2試合とも水原(スウォン)にある、水原ワールドカップスタジアムで開催される。

なお、この2試合は準決勝同様、スカパーのフジテレビNEXTで生中継で放送される。

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