日本、オーストラリアに勝利しW杯出場決定!

2018年FIFAワールドカップ ロシア大会のアジア最終予選、グループBの日本はホームでのオーストラリア戦に2-0で勝利し、ワールドカップ出場を決めた。

前回の記事でご紹介したよう、オーストラリア戦は天国か地獄かの試合であった。
勝てばワールドカップ出場決定、引き分けか負ければ最終戦アウェイでのサウジアラビア戦までもつれ込み、そのサウジアラビアとの直接対決によってどちらが2位以内に入り自動出場権を獲得するか、という展開になる可能性が高かった。
40℃近くまで上がることもあるという猛烈な暑さの中のアウェイでの対戦は絶対に避けなければいけないという状況であった。
ここ最近のワールドカップ予選の中で最も大一番の試合であっただろう。
そんなプレッシャーのかかる試合で、日本はワールドカップ予選未だ未勝利のオーストラリア相手に勝利を収め、6大会連続6回目のワールドカップ出場を決めた。
得点を決めたのも先発出場した浅野、井手口というまだ代表での経験が少ない若手だったのも、ハリルホジッチ監督の采配が光った試合であった。



それでは、アジア最終予選、第9節を終えてのグループBの順位表。

*詳細はこちら⇒2018FIFAワールドカップ アジア最終予選グループB

順位 グループB 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1  日本 9 6 2 1 17 6 +11 20
2  サウジアラビア 9 5 1 3 16 10 +6 16
3  オーストラリア 9 4 4 1 14 10 +4 16
4  UAE 9 4 1 4 10 12 -2 13
5  イラク 9 2 2 5 10 12 -2 8
6  タイ 9 0 2 7 5 22 -17 2

第9節の試合結果は以下の通り。

UAE 2-1 サウジアラビア
日本 2-0 オーストラリア
タイ 1-2 イラク

<最終節>
オーストラリア - タイ
イラク - UAE
サウジアラビア - 日本

日本戦の2日前に行われたUAE対サウジアラビアでは監督交代したUAEがサウジアラビアに2-1で逆転勝ち。
サウジアラビアはこの敗戦により、ワールドカップ出場の可能性が日本とオーストラリアより一歩後退してしまった。
サウジアラビアは最終戦日本戦で引き分けか負けでも可能性はあるが、裏でオーストラリアがタイと対戦することを考えると日本に勝たないと2位になれる可能性は限りなく低い。
そして勝ったとしてもオーストラリアもタイに勝利すれば得失点差での勝負になるので、日本相手に複数得点で勝ちたいがそれも難しいミッションだろう。
ただ、現時点でオーストラリアより+2点有利なサウジアラビアは日本に勝利さえすれば可能性は十分ある。

一方の勝利したUAEは出場の可能性を僅かだが残した。
UAEは最終戦で2位サウジアラビアが日本に、3位オーストラリアがタイにともに敗れ、UAEがイラクに勝利し、なおかつ得失点差で上回った場合のみ、2位で出場権を獲得することができるが、数字上絶望的である。
サウジアラビアとオーストラリア、敗れるのが一方でもプレーオフの可能性はあるが、こちらも絶望的である。

そしてオーストラリアに2-0で勝利した日本はワールドカップ出場を決めた。
さらに日本は最終戦の結果にかかわらず、グループ1位での通過も決まっている。

一方のオーストラリアは最終戦でのタイ戦での結果とサウジアラビア戦の結果、さらに可能性は低いがUAE戦の結果次第となった。
ホームで最下位のタイと対戦するとあって、できるだけ多く得点を奪って、サウジアラビアが日本に勝利したとしても得失点差でサウジアラビアをかわせるようにしておきたいだろう。

そしてUAEは前述のとおり、最終戦イラクに勝利した上でサウジアラビアとオーストラリアがともに敗戦もしくは一方が敗戦し更に得失点差で上回ることができれば2位で出場権獲得もしくは3位でプレーオフ進出となるがこれを起こすにはかなりの奇跡が必要である。

イラクとタイは既に敗退が決まっている。



そして日本と別組のグループAも大混戦となっている。
グループAの第9節の結果とそれを終えての順位表は以下の通り。

韓国 0-0 イラン
中国 1-0 ウズベキスタン
シリア 3-1 カタール

*詳細はこちら⇒2018FIFAワールドカップ アジア最終予選グループA

順位 グループA 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1  イラン 9 6 3 0 8 0 +8 21
2  韓国 9 4 2 3 11 10 +1 14
3  シリア 9 3 3 3 7 7 +1 12
4  ウズベキスタン 9 4 0 5 6 8 -1 12
5  中国 9 2 3 4 6 9 -3 9
6  カタール 9 2 1 6 7 13 -6 7

イランは既にグループ1位でのワールドカップ出場を決めていた中での何かと因縁ある韓国戦。
ここまで最終予選無失点でロースコアでの試合をモノにしてきたイラン。
ホームでの韓国戦は1-0で勝利、そしてアウェイでのこの試合も退場者を出したものの持ち味の堅い守備で最後まで失点せず0-0に持ち込んだ。

一方の監督が交代した韓国はこの試合勝利してワールドカップ出場の可能性を大きくしたかったがホームで勝てず。
2位を争っているウズベキスタンが敗れたため韓国は最終戦直接対決のウズベキスタン戦で勝てば出場決定。
引き分けだとウズベキスタンに越されることはないがここにきて追い上げてきたシリアに越される可能性がある。
韓国が引き分けシリアがイランに勝利した時点でシリアが2位となり一気にワールドカップ出場を得ることができる。

ウズベキスタンとシリアがともに勝利した場合は両者間で得失点差での争いとなる。

2位争いは韓国、シリア、ウズベキスタンの3チームに可能性がある。
そして3位プレーオフは韓国、シリア、ウズベキスタンに加え5位の中国まで可能性がある。
ただ中国は最終戦カタールに勝利した上でシリアとウズベキスタンがともに敗れなおかつ両者より得失点差で上回る必要があるので絶望的である。

2022年のワールドカップ開催国であるカタールは敗退が決まっている。

こちらのグループAは最終戦を残しプレーオフまで4チームに可能性があるというグループB以上の大混戦となっている。

<最終節>
ウズベキスタン - 韓国
イラン - シリア
カタール - 中国

 

天国か地獄かの試合で見事に勝利し最終戦を待たずしてワールドカップ出場を決めた日本。
一方でグループAでは4チーム、グループBでは3チームが最終戦にしてプレーオフまで可能性があるというかつてないほどの大混戦。
イランと日本に続いてワールドカップ出場権を獲得するのはどこの国になるのだろうか。
そして出場を決めた日本だが最後アウェイでのサウジアラビア戦も勝利してスッキリと予選を終えて次の戦いに繋げてほしい。

アジア最終予選各国の出場権獲得条件と他の大陸予選の結果については次回の記事で記載予定である。


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