現在日本で開催されている『2017年東アジアE-1サッカー選手権』の決勝ラウンドは、男女ともに第2戦が行われた。
今回はその第2戦の試合結果及びハイライト動画を確認。
なお、第1戦の試合結果及びハイライト動画については前回の記事に掲載⇒東アジアE-1サッカー選手権が開幕!
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まずは女子の試合結果から。
<12月11日(月)>
16:10キックオフ 北朝鮮 1-0 韓国
[得点]
〖北朝鮮〗 前半17分:キム・ユンミ
〖北朝鮮女子vs韓国女子 ハイライト動画〗
18:55キックオフ 日本 1-0 中国
[得点]
〖日本〗 前半20分:田中美南
〖日本女子vs中国女子 ハイライト動画〗
初戦で中国に2-0で勝利していた北朝鮮は第2戦の韓国にも1-0で勝利。
初戦中国戦で2得点を挙げたキム・ユンミがこの試合でもヘディングシュートを決め、これが決勝点となった。
キム・ユンミはここまで北朝鮮の全得点を決めており、日本にとっては最終戦で要注意選手となる。
一方のなでしこジャパンも中国相手に1-0で勝利。
前半20分、中島依美のスルーパスに反応した田中美南が落ち着いて決め1-0。
後半のチャンスでも岩渕真奈がシュートを放つが追加点とはならず。
そのまま試合は1-0で日本が勝利し、北朝鮮とともに2連勝。
得失点差で北朝鮮が1位、日本は2位となっている。
15日(金)に行われる最終戦ではその北朝鮮と日本が直接対決する。
最終戦、北朝鮮は引き分け以上でこの大会優勝、日本が優勝するためには勝利が必要となる。
女子の順位表及び日程詳細はこちら⇒2017年東アジアE-1サッカー選手権 女子
続いては男子の結果。
<12月12日(火)>
16:30キックオフ 北朝鮮 0-1 韓国
[得点]
〖韓国〗 後半19分:OG(リ・ヨンチョル)
〖北朝鮮vs韓国 ハイライト動画〗
19:15キックオフ 日本 2-1 中国
[得点]
〖日本〗 後半39分:小林悠、後半43分:昌子源
〖中国〗 後半45+3分:ユ・ターパオ(PK)
〖日本vs中国 ハイライト動画〗
日本戦の前に行われた北朝鮮対韓国の試合は韓国が1-0で勝利。
初戦の中国戦で2-2と引き分けた韓国は北朝鮮との第2戦、後半19分に左からのクロスにジン・ソンウクが反応。
これは触ることができなかったが対峙した北朝鮮DFのリ・ヨンチョルに当たりゴールに吸い込まれた。
このオウンゴールによる先制点が決勝点となり、韓国が1-0で北朝鮮を下し南北対決を制した。
一方、初戦の北朝鮮戦で後半アディショナルタイムの井手口のゴールにより1-0で劇的勝利した日本は第2戦の中国戦。
初戦同様終盤までスコアが動かず迎えた後半39分、日本は川又堅碁がシュートを放ち相手にブロックされたこぼれ球に小林悠が反応。
飛び出してきた相手GKを交わし体を回転させながらゴールに蹴り込み先制。
さらにその4分後の後半43分、昌子源がゴールまで40メートルの位置からロングシュートを放つと相手GKの頭上を越えゴール。
終盤立て続けの2得点で2-0とリードした日本はこのまま無失点で試合を終えたかったが、終了間際の後半アディショナルタイム3分に中国にPKを与えてしまう。
これをユ・ターパオに決められてしまい今大会初失点。
このまま試合は終了し、2-1で日本が勝利。
2連勝した日本が勝ち点6で首位、1勝1分けの韓国が勝ち点4で2位、1分け1敗の中国が勝ち点1で3位、2連敗の北朝鮮が勝ち点0で最下位となっている。
16日(土)の最終戦で日本は韓国と、中国は北朝鮮と対戦する。
首位の日本は引き分け以上で優勝が決まり、韓国に敗れると韓国が優勝となる。
中国と北朝鮮の優勝の可能性は消滅している。
男子の順位表及び日程詳細はこちら⇒2017年東アジアE-1サッカー選手権 男子
最終戦、男子は韓国と、女子は北朝鮮と対戦。
男女ともに最終戦はこの大会で一番の強敵と言われるチームと対戦する。
男子は引き分けでも優勝となるが、女子は勝たないと優勝できない。
日本開催で男女ともに全勝優勝という最高の結果を成し遂げることはできるだろうか。