公開日 2018年1月13日 最終更新日 2018年2月19日
2戦連続1-0勝利で決勝トーナメントへ
今週9日に中国で開幕した、23歳以下の代表でアジアNo.1を決める『U-23アジア選手権2018』。
2020年東京オリンピックを見据え、この大会に21歳以下の代表で挑んでいる日本代表は10日のグループリーグ初戦でパレスチナと対戦し、1-0で勝利していた。
(日本の初戦の結果などについては「日本が初戦勝利、U-23アジア選手権が開幕!」記事に記載。)
そして先ほどグループリーグ第2戦のタイ戦が行われ、日本代表が1-0で勝利。
この結果、一試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。
今回はそのタイ戦の結果と、日本と同じグループBのもう一試合、そして同時刻に行われたグループC、さらには昨日行われたグループAの試合結果を記載。
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終了間際の劇的ゴールでタイに勝利
初戦のパレスチナに1-0で競り勝った日本は、初戦と同じく江陰市にある江陰スタジアムでタイと対戦。
前後半を通して日本が攻める時間が多かったが中々得点は生まれず。
90分を迎えようとしていた後半43分には、追加招集の旗手がゴール前で決定的なシュートを放つもポストにはじかれる。
それでもスコアレスドローかと思われた後半45分、井上のクロスをファーサイドの田川が落とすとゴール前の板倉が押し込み均衡を破る。
初戦に続き板倉が挙げたゴールが決勝点となり、終了間際の劇的ゴールにより日本が1-0で勝利。
2連勝とした日本は最終戦を待たずに決勝トーナメント進出が決定した。
なお、日本戦の前に行われたグループBのもう一試合は、パレスチナと北朝鮮が1-1で引き分けた。
これにより日本が勝ち点6で首位、北朝鮮が勝ち点4で2位、パレスチナが勝ち点1で3位、タイが勝ち点0で最下位となっている。
タイは最終戦で勝利しても2位以内に入れないことが確定したため、グループリーグ敗退が決定した。
グループBの試合結果と順位表は以下の通り。
【グループB】
1月13日(土) 会場:江陰
パレスチナ 1-1 北朝鮮
〖得点〗
[パレスチナ] 前半16分:オダイ・ダッバーグ
[北朝鮮] 後半29分:OG(モハメド・ラシド)
タイ 0-1 日本
〖得点〗
[日本] 後半45分:板倉滉
順位 | グループB | 試合 | 勝ち | 分け | 負け | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
1 | ![]() |
2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | +2 | 6 |
2 | ![]() |
2 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | +1 | 4 |
3 | ![]() |
2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 2 | -1 | 1 |
4 | ![]() |
2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | -2 | 0 |
なお最終戦で日本は、初戦と第2戦同様江陰スタジアムで北朝鮮と対戦。
引き分け以上で1位通過が決まるが、敗れた場合は2位通過となる。
1位通過の場合はグループAの2位と、2位通過の場合はグループAの1位と対戦することになる。
グループBもう一試合ではパレスチナとタイが対戦する。
グループAではカタールが2連勝
その他の試合では、昨日行われたグループA、今日日本のグループBと同時刻で行われたグループCの結果は以下の通り。
【グループA】
1月12日(金) 会場:常州
ウズベキスタン 1-0 中国
〖得点〗
[ウズベキスタン] 前半14分:ホジャクバル・アリジョノフ
オマーン 0-1 カタール
〖得点〗
[カタール] 前半43分:アクラム・アフィーフ
順位 | グループA | 試合 | 勝ち | 分け | 負け | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
1 | ![]() |
2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | +2 | 6 |
2 | ![]() |
2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 |
3 | ![]() |
2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | +2 | 3 |
4 | ![]() |
2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | -4 | 0 |
【グループC】
1月13日(土) 会場:常熟
マレーシア 1-1 ヨルダン
〖得点〗
[マレーシア] 前半43分:サファウィ・ラシド(PK)
[ヨルダン] 前半16分:ワルド・アル=バッリ
サウジアラビア 0-0 イラク
〖得点なし〗
順位 | グループC | 試合 | 勝ち | 分け | 負け | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
1 | ![]() |
2 | 1 | 1 | 0 | 4 | 1 | +3 | 4 |
2 | ![]() |
2 | 0 | 2 | 0 | 3 | 3 | 0 | 2 |
3 | ![]() |
2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 |
4 | ![]() |
2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 5 | -3 | 1 |
グループAではカタールがオマーンを、ウズベキスタンが中国をともに1-0で下した。
カタールは日本同様1-0での2連勝。
これにより、カタールが勝ち点6の首位。
ウズベキスタンと中国が勝ち点3で並び、得失点差では中国が上回っているものの、この大会では直接対決での結果が優先されるためウズベキスタンが2位、中国が3位となっている。
オマーンは2連敗で最下位となっている。
最終戦ではカタールが開催国の中国と、ウズベキスタンはオマーンと対戦する。
一方グループCではマレーシアとヨルダンが1-1、サウジアラビアとイラクが0-0でともに引きわけた。
これによりイラクが勝ち点4で首位、ヨルダンとサウジアラビアが勝ち点2で並び総得点数によりヨルダンが2位、サウジアラビアが3位、マレーシアが勝ち点1で4位と混戦になっている。
最終戦ではイラクがヨルダンと、サウジアラビアがマレーシアと対戦する。
明日はグループDの第2戦
そして明日14日(日)は最後のグループDの第2戦が行われる。
オーストラリアと韓国が初戦ともに勝利したが、そのオーストラリアはベトナムと、韓国はシリアと対戦する。
オーストラリアと韓国はともに勝利すれば2ヵ国とも決勝トーナメント進出が決定する。
なお、試合日程・結果など大会詳細は「U-23アジア選手権2018」に掲載。