公開日 2018年1月24日 最終更新日 2018年5月5日
現在中国で行われている、23歳以下の選手でアジアNo.1を争う『U-23アジア選手権2018』。
大会は準決勝を迎え、ベスト4にはカタール、ベトナム、ウズベキスタン、韓国が勝ち残っていた。
先に行われた準決勝一試合目では、ベトナムがPK戦の末に優勝候補一角のカタールを破って決勝進出を果たす大快挙を成し遂げている。
(詳細は前回の記事に記載)
そしてその後行われた準決勝もう一試合では、準々決勝で日本を4-0で粉砕したウズベキスタンと、終盤の得点でマレーシアを2-1で下した韓国が対戦。
試合は延長戦の末にウズベキスタンが韓国に4-1で勝利し、決勝進出を決めた。
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ウズベキスタンは延長戦で3得点
準決勝2試合目の試合結果は以下の通り。
【準決勝】
1/23(火)日本時間20:30キックオフ
会場:崑山
ウズベキスタン 4-1(延長) 韓国
〖得点〗
[ウズベキスタン]
前半33分:ザビヒロ・ウリンボエフ
延長前半9分:アジズジョン・ガニエフ
延長後半5分:ヤスルベク・ヤフシボエフ
延長後半15+1分:アクラムジョン・コミロフ
[韓国]
後半13分:ファン・ヒョンス
ウズベキスタンはグループAを2勝1敗のグループ2位で突破。
準々決勝では、21歳以下の代表で挑んだ日本代表相手に4-0と大勝して準決勝進出を決めていた。
一方の韓国はグループDを2勝1分けの1位で通過。
準々決勝では開始早々の得点と終盤の得点によりマレーシアを2-1で下して準決勝進出を決めていた。
試合は前半33分、ウズベキスタンは中央のスルーパスに反応したウリンボエフがGKとの一対一を制し先制点を決める。
対する韓国も後半13分、左サイドからのFKにファン・ヒョンスが頭で決め1-1の同点に追いつく。
しかし韓国は後半29分、スルーパスに反応したチャン・ユンホが足を伸ばすと飛び出してきた相手GKを蹴る形に。
これでチャン・ユンホにはイエローカードが提示されたが既に一枚もらっていたためレッドカードとなり退場処分に。
苦しくなった韓国だがその後は両チーム得点は生まれず1-1のまま延長戦へ突入。
すると延長前半9分、ウズベキスタンはガニエフが中央でパスを受けるとゴールまで距離のある位置から強烈なミドルシュートを叩き込み2-1と勝ち越す。
さらにウズベキスタンは延長後半5分、日本戦で2得点を挙げたヤフシボエフがスルーパスに反応して流し込み3-1とする。
これで余裕の出たウズベキスタンはさらに終了間際の延長後半アディショナルタイム、左サイドのコミロフのクロスがそのままゴールに決まり4-1。
試合はこのまま終了し、延長戦で3得点を奪ったウズベキスタンが韓国を4-1で下して決勝進出を決めた。
決勝はベトナム対ウズベキスタン
この結果、決勝戦は「ベトナム対ウズベキスタン」というカードになった。
ベトナムはオーストラリアを破るなどしてグループリーグを突破し、さらに決勝トーナメントではイラク、カタールと優勝候補の一角を次々と破って決勝まで進んだ。
一方のウズベキスタンは初戦のカタールには敗れたもののその後中国とオマーンに1-0で勝利しグループリーグを突破。
決勝トーナメントでは日本に4-0、韓国に4-1と決定力を見せつけてきた。
ウズベキスタンは優勝候補とされておりベトナムにとっては難しい試合になるだろうが、決勝でも波乱を巻き起こし優勝という歴史的大快挙を成し遂げることはできるだろうか。
決勝は27日日本時間17時キックオフ。
なお、準決勝で敗れたカタールと韓国による3位決定戦も26日(日本時間17時キックオフ)に行われる。
日程は以下の通り。
【3位決定戦】
1/26(金)日本時間17:00キックオフ
会場:崑山スポーツセンター(崑山)
「カタール - 韓国」
【決勝戦】
1/27(土)日本時間17:00キックオフ
会場:常州オリンピック・スポーツ・センター(常州)
「ベトナム - ウズベキスタン」
*大会日程・結果参照
U-23アジア選手権2018