公開日 2018年1月29日 最終更新日 2018年5月5日
今月13日(現地時間)にモロッコで開幕した、国内組のみでアフリカNo.1を争う『アフリカネイションズ・チャンピオンシップ2018』。
現地時間28日には準々決勝の残り2試合が行われ、ナイジェリアとリビアがベスト4入りを果たした。
試合結果は以下の通り。
【準々決勝】
1/28(日)日本時間25:30キックオフ
会場:タンジール
「ナイジェリア 2-1(延長) アンゴラ」
〖得点〗
[ナイジェリア]
後半45+1分:アンソニー・オクポトゥ
延長後半4分:ガビリエル・オケチュクゥ
[アンゴラ]
後半11分:ヴラディミロ・フェリックス
1/28(日)日本時間28:30キックオフ
会場:アガディール
「コンゴ 1-1(延長)3-5(PK) リビア」
〖得点〗
[コンゴ]
前半37分:ジュニア・マキーセ
[リビア]
前半14分:サレー・アル・タヘル
〖PK戦〗
1人目[リビア] 〇:モフタ・タクタク
1人目[コンゴ] 〇:バロン・キバンバ
2人目[リビア] 〇:アブドゥルラフマン・カリーファ
2人目[コンゴ] 〇:プレステージュ・ムブング
3人目[リビア] 〇:アブデルサラム・アラクブ
3人目[コンゴ] ✖:バレル・ムコ
4人目[リビア] 〇:アフメド・アル=マガシ
4人目[コンゴ] 〇:ヴァレル・ロザン
5人目[リビア] 〇:サンド・マサウド
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ナイジェリアは土壇場ゴールから延長戦を制す
準々決勝の3試合目では、ロシアW杯にも出場するナイジェリアがアンゴラと対戦。
ナイジェリアはグループCを2勝1分けの1位で通過。
一方のアンゴラはグループDを1勝2分けの2位で通過。
試合は、前半はお互いにチャンスを作るも両チーム得点生まれず。
先制点は後半11分、アンゴラがパス回してナイジェリアゴールに迫ると、最後はナイジェリアDFがクリアしようとしたボールが詰めていたヴラディミロ・フェリックスに当たってゴールに吸い込まれアンゴラが先制。
その後スコアは動かず、ナイジェリアはこのまま敗戦かと思われた終了間際の後半45分過ぎ、フリーキックからゴール前へボールを蹴り込むと、味方が頭でそらしたボールにアンソニー・オクポトゥが反応してゴールに流し込み1-1の同点とする。
ナイジェリアが土壇場で追いつき試合は延長戦へ突入。
そして延長後半4分、ナイジェリアはペナルティーエリア外中央までドリブルで切り込んだガブリエル・オケチュクゥが左足でシュート。
これがゴール右に決まり2-1と逆転。
これが決勝点となり、終了間際に土壇場で同点に追いつきさらに延長戦で逆転したナイジェリアが2-1で勝利し準決勝進出を決めた。
リビアはPK戦を制しベスト4入り
一方、準々決勝最後の試合ではコンゴとリビアが対戦。
コンゴはグループDでカメルーンとブルキナファソに勝利するなどして2勝1分けの1位通過。
リビアはグループCで最終戦ルワンダに劇的勝利し2勝1敗で2位通過を決めていた。
試合は前半14分にリビアが先制。
右サイドからのクロスを相手GKがはじくと、そのボールをアル・タヘルがダイレクトでシュート。
これがゴール左に決まりリビアが1-0と先制する。
コンゴも前半37分、左サイドからのクロスをファーサイドで味方選手が落とすとゴール前中央でフリーになっていたジュニア・マキーセが叩き込み1-1の同点とする。
前半はこのまま終了し、後半は両チーム得点生まれず試合は延長戦へ突入するが、延長戦でもスコアは動かず勝負の行方はPK戦へ。
先攻のリビアは5人全員が成功したのに対し、後攻のコンゴは3人目でGKのバレル・ムコがキッカーを務めたが枠の上へ大きく外してしまう。
結局コンゴはこの失敗が響き、PK戦を5-3で制したリビアが準決勝進出を決めた。
モロッコはリビアと、ナイジェリアはスーダンと対戦=準決勝
この結果、ベスト4はモロッコ、スーダン、ナイジェリア、リビアとなった。
準決勝では開催国のモロッコがリビアと、ナイジェリアはスーダンと対戦する。
この大会の出場国の中でロシアW杯にも出場するのはモロッコとナイジェリアのみだが、両チームともベスト4に残った。
この両チームが決勝で対戦することになるのかどうかも注目である。
準決勝の日程は以下の通り。
【準決勝】1/31(水)
日本時間25:30キックオフ
会場:カサブランカ
「モロッコ - リビア」
日本時間28:30キックオフ
会場:マラケシュ
「スーダン - ナイジェリア」
*大会日程・結果参照
アフリカネイションズ・チャンピオンシップ2018