アジアカップ2019の組み合わせ抽選会が4日後に開催

公開日 2018年4月30日 最終更新日 2018年5月2日

ロシアで開催される2018年FIFAワールドカップの開幕まで約あと一か月半となったが、その前に、来年1月にUAEで開催されるアジアカップ2019の組み合わせ抽選会が5月4日(現地時間)に行われる。

アジアカップは、AFC(アジアサッカー連盟)が主催する、アジア地域の代表チームでアジアNo.1を争う大会。

2004年大会~前回2015年大会までは出場国数が16だったが、2019年大会から出場国数が24に拡大された。

(*1956年大会~2000年大会までの出場国数は4~12。)

日本は前々回の2011年大会、決勝でオーストラリアと対戦し延長後半の李忠成のボレーシュートにより1-0で勝利し優勝を飾っており、この優勝が大会最多4度目の優勝となった。

前回2015年大会ではハビエル・アギーレ監督の下大会連覇を目指した日本だったが、準々決勝でPK戦の末UAEに敗れ、初のベスト8敗退という屈辱を味わった。

そして日本が2大会ぶり5度目の優勝を目指して戦うことになるのが、次なる2019年大会。

その組み合わせ抽選会を前に予選やポット分けなどを確認してみる。

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出場枠が24に拡大し予選もワールドカップ予選を共有

アジアカップ予選だが、出場枠が24に拡大した2019年大会は『2018年FIFAワールドカップ アジア予選』と兼ねて行われた。

前回2015年大会やその前の2011年大会などはアジアカップ予選とワールドカップ予選は別々に行われていたが、2019年大会はアジアカップ1次予選・2次予選が2018年ワールドカップ予選のアジア1次予選・2次予選と共有され、3次予選は別に追加で行われる形となった。

アジアカップ2019の予選形式は以下の通り。


【1次予選】*兼2018年W杯アジア1次予選
まず1次予選では、FIFAランキング (2015年1月当時) 下位12ヵ国が2ヵ国ずつ6組に分かれてホーム&アウェイ方式で対戦し、各組勝者6ヵ国が2次予選へ進出する。

ここで敗れた6ヵ国はこの時点でアジアカップ出場の可能性が絶たれる。

【2次予選】*兼2018年W杯アジア2次予選
2次予選では、1次予選免除34ヵ国と1次予選突破6ヵ国の計40ヵ国が5ヵ国ずつ8グループに分かれてホーム&アウェイ方式で対戦し、各グループ1位の8ヵ国と各グループ2位のうち成績上位4ヵ国の計12ヵ国が、この時点で出場権を獲得する。

日本もこの時点でアジアカップ出場権獲得となった。

そして上記の12ヵ国に入れなかった国は次のステージへ進み出場権獲得を目指すこととなるが、ここからが複雑なレギュレーションとなる。

まず、各グループ2位のうち成績下位4ヵ国・各グループ3位の8ヵ国・各グループ4位のうち成績上位4ヵ国の計16ヵ国は無条件で3次予選へ進出。

上記以外の国、つまり各グループ4位のうち成績下位4ヵ国と各グループ5位の7ヵ国の計11ヵ国は、3次予選進出をかけたプレーオフを戦うこととなる。

【プレーオフ】
プレーオフを戦うこととなった11ヵ国は、2次予選の結果に基づいて [プレーオフラウンド1] から参加の10ヵ国と [プレーオフラウンド2] から参加の1ヵ国に分かれる。

 プレーオフ参加国11ヵ国のうち、2次予選の成績上位10ヵ国が [ラウンド1] から、成績下位1ヵ国が [ラウンド2] からの参加となる。

[プレーオフラウンド1] では10ヵ国が2ヵ国ずつ5組に分かれてホーム&アウェイ方式で対戦し、各組勝者5ヵ国がこの時点で3次予選へ進出。

そしてここで敗れた5ヵ国はさらに次の [プレーオフラウンド2] へ回ることとなり、[プレーオフラウンド2] から登場の1ヵ国と [プレーオフラウンド1] 敗者5ヵ国の計6ヵ国が2ヵ国ずつ3組に分かれてホーム&アウェイ方式で対戦し、各組勝者3ヵ国が最後の3次予選進出国となる。

【3次予選】
3次予選では24ヵ国が4ヵ国ずつ6グループに分かれてホーム&アウェー方式で対戦し、各グループ上位2ヵ国の計12ヵ国がここで本大会出場権を獲得する。

日本はワールドカップ2次予選突破で出場権獲得

上記の通り、今回の予選はワールドカップ予選と兼ねて行われたが、日本代表は2018年ワールドカップアジア2次予選・グループEを首位で突破したため、その時点でアジアカップ出場を決めていた。

その他では2018年ワールドカップにアジアから出場する韓国、オーストラリア、イラン、サウジアラビアに加え、UAE、カタール、中国、シリア、タイ、イラク、ウズベキスタンといった国々もこの時点で出場権を得ている。

2次予選の各グループ結果は以下の通り。

順位 グループA 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 サウジアラビア 8 6 2 0 28 4 +24 20
2 UAE 8 5 2 1 25 4 +21 17
3 パレスチナ 8 3 3 2 22 6 +16 12
4 マレーシア 8 1 1 6 3 30 -27 4
5 東ティモール 8 0 2 6 2 36 -34 2
順位 グループB 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 オーストラリア 8 7 0 1 29 4 +25 21
2 ヨルダン 8 5 1 2 21 7 +14 16
3 キルギスタン 8 4 2 2 10 8 +2 14
4 タジキスタン 8 1 2 5 9 20 -11 5
5 バングラデシュ 8 0 1 7 2 32 -30 1
順位 グループC 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 カタール 8 7 0 1 29 4 +25 21
2 中国 8 5 2 1 27 1 +26 17
3 香港 8 4 2 2 13 5 +8 14
4 モルディブ 8 2 0 6 8 20 -12 6
5 ブータン 8 0 0 8 5 52 -47 0
順位 グループD 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 イラン 8 7 0 1 29 4 +25 21
2 オマーン 8 5 2 1 27 1 +26 17
3 トルクメニスタン 8 4 2 2 13 5 +8 14
4 グアム 8 2 0 6 8 20 -12 6
5 インド 8 0 0 8 5 52 -47 0
順位 グループE 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 日本 8 7 1 0 27 0 +27 22
2 シリア 8 6 0 2 26 11 +15 18
3 シンガポール 8 3 1 4 9 9 0 10
4 アフガニスタン 8 3 0 5 8 24 -16 9
5 カンボジア 8 0 0 8 1 27 -26 0
順位 グループF 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 タイ 6 4 2 0 14 6 +8 14
2 イラク 6 3 3 0 13 6 +7 12
3 ベトナム 6 2 1 3 7 8 -1 7
4 チャイニーズ・タイペイ 6 0 0 6 5 19 -14 0
インドネシア
順位 グループG 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 韓国 8 8 0 0 27 0 +27 24
2 レバノン 8 3 2 3 12 6 +6 11
3 クウェート 8 3 1 4 12 10 +2 10
4 ミャンマー 8 2 2 4 9 21 -12 8
5 ラオス 8 1 1 6 6 29 -23 4
順位 グループH 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 ウズベキスタン 8 7 0 1 20 7 +13 21
2 北朝鮮 8 5 1 2 14 8 +6 16
3 フィリピン 8 3 1 4 8 12 -4 10
4 バーレーン 8 3 0 5 10 10 0 9
5 イエメン 8 1 0 7 2 17 -15 3

*2次予選での出場権獲得国
*2次予選での3次予選進出国
*それ以外の国はプレーオフラウンド進出国(インドネシアは除外)

プレーオフラウンドの試合結果を見る

【ラウンド1】

結果
チャイニーズ・タイペイ 2016/6/2 19:00 (日本時間20:00)
開催地:高雄
(H) 2-2 (A)
カンボジア
2016/6/7 19:00 (日本時間21:00)
開催地:プノンペン
(A) 0-2 (H)
2-4
(2戦合計)
結果
モルディブ 2016/6/2 21:00 (日本時間25:00)
開催地:マレ
(H) 0-2 (A)
イエメン
2016/6/7 22:00 (日本時間28:00)
開催地:カタール (ドーハ)
(A) 0-2 (H)
0-4
(2戦合計)
結果
タジキスタン 2016/6/2 20:00 (日本時間24:00)
開催地:ドゥシャンベ
(H) 5-0 (A)
バングラデシュ
2016/6/7 16:30 (日本時間19:30)
開催地:ダッカ
(A) 1-0 (H)
6-0
(2戦合計)
結果
マレーシア 2016/6/2 20:45 (日本時間21:45)
開催地:ジョホールバル
(H) 3-0 (A)
東ティモール
2016/6/6 22:00 (日本時間23:00)
開催地:ジョホールバル (マレーシア)
(A) 3-0 (H)
6-0
(2戦合計)
結果
ラオス 2016/6/2 18:30 (日本時間20:30)
開催地:ヴィエンチャン
(H) 0-1 (A)
インド
2016/6/7 19:00 (日本時間22:30)
開催地:グワーハーティ
(A) 1-6 (H)
1-7
(2戦合計)

*各組勝者が3次予選へ進出。
*各組敗者はプレーオフラウンド2へ進出。

【ラウンド2】

結果
モルディブ 2016/9/6 21:00 (日本時間25:00)
開催地:マレ
(H) 4-0 (A)
ラオス
2016/10/11 18:00 (日本時間20:00)
開催地:ヴィエンチャン
(A) 1-1 (H)
5-1
(2戦合計)
結果
バングラデシュ 2016/9/6 19:00 (日本時間22:00)
開催地:ダッカ
(H) 0-0 (A)
ブータン
2016/10/10 18:00 (日本時間21:00)
開催地:ティンプー
(A) 1-3 (H)
1-3
(2戦合計)
結果
東ティモール 2016/10/8 19:00 (日本時間20:00)
開催地:高雄 (チャイニーズ・タイペイ)
(H) 1-2 (A)
チャイニーズ・タイペイ
2016/10/11 19:00 (日本時間20:00)
開催地:高雄
(A) 1-2 (H)
2-4
(2戦合計)

*各組勝者が3次予選へ進出。

そしてアジアカップ残りの12枠をかけた3次予選では、中東からヨルダン、オマーン、バーレーン、レバノン、東アジアから北朝鮮、ベトナム、フィリピン、インドなどが出場を決めた。

3次予選の試合結果を見る

順位 グループA 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 インド 6 4 1 1 11 5 +6 13
2 キルギスタン 6 4 1 1 14 8 +6 13
3 ミャンマー 6 2 2 2 10 10 0 8
4 マカオ 6 0 0 6 4 16 -12 0
順位 グループB 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 レバノン 6 5 1 0 14 4 +10 16
2 北朝鮮 6 3 2 1 13 10 +3 11
3 香港 6 1 2 3 4 7 -3 5
4 マレーシア 6 0 1 5 5 15 -10 1
順位 グループC 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 ヨルダン 6 3 3 0 16 5 +11 12
2 ベトナム 6 2 4 0 9 3 +6 10
3 アフガニスタン 6 1 3 2 7 10 -3 6
4 カンボジア 6 1 0 5 3 17 -14 3
順位 グループD 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 オマーン 6 5 0 1 28 5 +23 15
2 パレスチナ 6 5 0 1 25 3 +22 15
3 モルディブ 6 2 0 4 11 19 -8 6
4 ブータン 6 0 0 6 2 39 -37 0
順位 グループE 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 バーレーン 6 4 1 1 15 3 +12 13
2 トルクメニスタン 6 3 1 2 9 10 -1 10
3 チャイニーズ・タイペイ 6 3 0 3 7 12 -5 9
4 シンガポール 6 0 2 4 3 9 -6 2
順位 グループF 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 フィリピン 6 3 3 0 13 8 +5 12
2 イエメン 6 2 4 0 7 5 +2 10
3 タジキスタン 6 2 1 3 10 9 +1 7
4 ネパール 6 0 2 4 3 11 -8 2

*各グループ上位2ヵ国が本大会の出場権を獲得。

日本所属のポット1は2018年ワールドカップ出場国+開催国UAEに

出場全24ヵ国が決まり、今月12日にはグループリーグの組み合わせ抽選会に用いられるポット分けも発表された。

ポット分けは今月12日に発表された最新のFIFAランキングを基に、ポット1~4までそれぞれ6ヵ国ずつが振り分けられた。

ポット1、2には2次予選で突破した12ヵ国をランキング順に振り分け、ポット3、4には3次予選で突破した12ヵ国をランキング順に振り分けた。

ポット分けは以下の通り。

ポット1 ポット2 ポット3 ポット4
UAE (開催国) 中国 キルギスタン 北朝鮮
イラン シリア レバノン フィリピン
オーストラリア ウズベキスタン パレスチナ バーレーン
日本 イラク オマーン ヨルダン
韓国 カタール インド イエメン
サウジアラビア タイ ベトナム トルクメニスタン

ポット1には開催国のUAEと、日本ら2次予選突破国でランキング上位5ヵ国が入った。

ご覧の通り、ポット1は開催国のUAE+2018年ワールドカップのアジア出場国5ヵ国が入る構図となった。

ポット2には2007年大会王者のイラク、2018年ワールドカップ出場まであと一歩のところまで迫ったウズベキスタンとシリア、そして中国とカタール、近年成長を遂げているタイが入った。

ポット3には中東のオマーンやレバノン、こちらも近年力をつけつつあるパレスチナ、若い世代など急成長遂げるベトナムなどが入った。

最後のポット4にはこれまで公式戦の対戦などで苦しめられてきた北朝鮮やヨルダン、そしてこちらも成長を遂げているフィリピンなどが入った。

抽選会ではポット1~4のそれぞれ6ヵ国をグループA~Fにそれぞれ振り分けていく。

*開催国のUAEはグループAのA1の位置に組み込まれることが確定

なお開催国のUAE代表は、2010~2014年まで日本代表監督だったアルベルト・ザッケローニ監督が率いている。

日本とは同じポット1のためグループリーグでの対戦はないが、決勝トーナメントでの対戦が実現すれば注目となる。

抽選会は日本時間5月4日24時30分~、世界一高いビル、ブルジュ・ハリファで開催

本大会グループリーグの組み合わせ抽選会は日本時間5月4日(金)24時30分~(現地時間同4日19時30分~)、UAEのドバイにある世界一高い高層ビル、ブルジュ・ハリファ内のアルマーニホテルで行われる予定である。

 

*参照*
アジアカップ2019
アジアカップ2019予選

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