公開日 2018年9月19日 最終更新日 2018年9月21日
16歳以下の選手による代表チームでアジアNo.1を決める『U-16アジア選手権2018』が明日開幕します。
大会は明日9月20日(木)~10月7日(日)にかけて東南アジアのマレーシアで開催。
16ヵ国が参加し、大会の上位4ヵ国が来年ペルーで開催される「U-17ワールドカップ2019」の出場権を獲得します。
U-16日本代表は2大会連続のU-17ワールドカップ出場を目指して大会に挑みます。
それでは、大会の詳細を見てみます。
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日本はタイ、タジキスタン、マレーシアと同グループ
大会はまず、参加16ヵ国が4ヵ国ずつ4グループに分かれて総当たりでそれぞれ3試合を戦い、各グループ成績上位2ヵ国が決勝トーナメント(準々決勝)へ進出します。
グループリーグの組み合わせは以下の通り。
グループA | グループB | グループC | グループD |
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ご覧の通り、日本は開催国マレーシア、そしてタイ、タジキスタンと同居のグループAに入っています。
グループリーグの抽選でポット2の日本は、ポット1から優勝経験のあるイラク、イラン、北朝鮮ではなく開催国のマレーシアを引いたため、他のグループと比べると比較的楽なグループに入ったのではないかという印象です。
グループDは前回王者のイラクに加え、韓国、オーストラリアなどが同居するタフなグループになっています。
日本は初戦で20日にタイと、第2戦で23日にタジキスタンと、第3戦で26日に地元のマレーシアと対戦します。
開催地はいずれもマレーシアの首都クアラルンプール。
日本がグループで上位2ヵ国に入り決勝トーナメントへ進出した場合、決勝トーナメント1回戦(準々決勝)ではグループBの国と対戦します。
グループを1位突破した場合はグループB2位の国と、グループを2位突破した場合はグループB1位の国と対戦。
そしてこの準々決勝で勝利しベスト4へ入ることができれば、来年開催の17歳以下のワールドカップ『U-17ワールドカップ2019』への出場が決定。
逆にここで敗れてしまうと、その時点でU-17ワールドカップへの出場の道が絶たれます。
日本としてはこの大会で優勝を目指して戦いますが、まずはベスト4へ入りU-17ワールドカップの出場権を獲得することが最低の目標となります。
日本は2006年大会を最後に10年以上優勝なし
次に、この大会の過去の結果を確認してみます。
開催年 | 開催国 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
1985年大会 | ![]() |
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1986年大会 | ![]() |
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1988年大会 | ![]() |
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1990年大会 | ![]() |
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1992年大会 | ![]() |
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1994年大会 | ![]() |
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1996年大会 | ![]() |
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1998年大会 | ![]() |
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2000年大会 | ![]() |
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2002年大会 | ![]() |
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2004年大会 | ![]() |
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2006年大会 | ![]() |
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2008年大会 | ![]() |
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2010年大会 | ![]() |
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2012年大会 | ![]() |
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2014年大会 | ![]() |
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2016年大会 | ![]() |
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日本の優勝回数は1994年大会と2006年大会の2回。
準優勝は2012年大会の1回のみで、3位は2000年、2008年、2010年、そして前回2016年大会の4回。
(2008年大会以降は3位決定戦が廃止となったため、準決勝敗者の2ヵ国が3位)
日本での開催は2004年大会に1回ありますが、この時はまさかのグループリーグ敗退という結果に終わっています。
そしてこの大会の最多優勝国は日本を含め韓国、北朝鮮、中国、サウジアラビア、オマーンで、優勝回数は2回。
これらの国が今大会で優勝すると、優勝回数単独でトップとなります。
日本の試合日程まとめ
それでは、U-16日本代表の試合日程をまとめてみます。
試合 | 日にち | 日本時間キックオフ | 対戦国 | 会場 |
グループリーグ 第1戦 |
9/20 (木) | 21:45 | ![]() |
UM・アレーナ・スタジアム (クアラルンプール) |
グループリーグ 第2戦 |
9/23 (日) | 21:45 | ![]() |
UM・アレーナ・スタジアム (クアラルンプール) |
グループリーグ 第3戦 |
9/26 (水) | 17:30 | ![]() |
ブキット・ジャリル国立競技場 (クアラルンプール) |
日本がグループリーグを突破した場合の日程は以下の通り。
【グループ1位突破の場合】
試合 | 日にち | 日本時間キックオフ | 対戦国 | 会場 |
準々決勝 | 9/30 (日) | 17:30 | グループB2位 | ブキット・ジャリル国立競技場 (クアラルンプール) |
準決勝 | 10/4 (木) | 17:30 | C1位-D2位勝者 | ブキット・ジャリル国立競技場 (クアラルンプール) |
決勝 | 10/7 (日) | 21:45 | 準決勝勝者 | ブキット・ジャリル国立競技場 (クアラルンプール) |
【グループ2位突破の場合】
試合 | 日にち | 日本時間キックオフ | 対戦国 | 会場 |
準々決勝 | 9/30 (日) | 21:45 | グループB1位 | ペタリンジャヤ・スタジアム (ペタリンジャヤ) |
準決勝 | 10/4 (木) | 21:45 | D1位-C2位勝者 | ペタリンジャヤ・スタジアム (ペタリンジャヤ) |
決勝 | 10/7 (日) | 21:45 | 準決勝勝者 | ブキット・ジャリル国立競技場 (クアラルンプール) |
優勝を目指しながらも、最大の目標はベスト4入りしU-17ワールドカップの出場権を得ることとなるU-16日本代表。
一発勝負となる準々決勝が最大の山場となりますが、まずはグループリーグを突破しなければなりません。
因みに日本のU-17ワールドカップへの出場は8回。
最高成績はベスト8。
前回大会はベスト16でその前の大会は出場権を逃しています。
今回はまず出場権を獲得できるか、U-16日本代表の戦いに注目です。
*参照*
U-16アジア選手権2018
U-17ワールドカップ2019