現在マレーシアで開催されている、16歳以下の選手による代表チームでアジアNo.1を決める『U-16アジア選手権2018』。
この大会では成績上位4ヵ国に入ることができれば、来年10月にペルーで開催される『U-17ワールドカップ2019』の出場権を獲得することができます。
そして先日その出場権をかけた準々決勝が行われ、日本に加え韓国、オーストラリア、タジキスタンの4ヵ国が勝利し、来年ペルー開催のU-17ワールドカップ行きを決めました。
さらに大会は昨日に準決勝の2試合が行われ、日本がオーストラリアに逆転勝利し決勝進出。
準決勝もう一試合では韓国をPK戦の末に破ったタジキスタンが初の決勝進出。
これにより、日本は6大会ぶりの優勝をかけ決勝でタジキスタンと対戦します。
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準決勝「日本対オーストラリア」「タジキスタン対韓国」結果
準々決勝でオマーンに2-1で勝利し準決勝進出を果たした日本は、同じくインドネシアに3-2で勝利したオーストラリアと対戦。
前半8分、日本は相手選手をペナルティーエリア内で倒してしまいPKを与えると、これをノア・ボティッチに決められ先制点を献上。
それでも後半に唐山翔自がエリア内から2得点を決めて逆転に成功。
さらにその後三戸舜介の得点で3点目を奪った日本が3-1でオーストラリアに逆転勝利。
2012年大会以来3大会ぶりの決勝進出を決めました。
【準決勝】第1試合
10/4(木)
キックオフ:日本時間17:30(現地時間16:30)
スタジアム:ブキット・ジャリル国立競技場(クアラルンプール)
『日本 3-1 オーストラリア』
《得点者》
[オーストラリア] 前半8分:ノア・ボティッチ (PK)
[ 日本 ] 後半14分:唐山翔自
[ 日本 ] 後半24分:唐山翔自
[ 日本 ] 後半33分:三戸舜介
一方、準決勝もう一試合ではタジキスタンと韓国が対戦。
タジキスタンは開始早々の2分にいきなり先制し、ここまで大会無失点を続けていた韓国の守備を破ることに成功。
それでも実力で勝る韓国は39分に同点に追いつき1-1となります。
後半、タジキスタンは粘りの守備で韓国に得点を与えずにいると1-1のまま試合終了。
決着はPK戦へもつれることとなり、両チーム6人目まで成功し迎えた7人目で韓国が失敗。
ここまで粘りの戦いで勝ち上がってきたタジキスタンが優勝候補韓国も破り、見事初の決勝進出を果たしました。
【準決勝】第2試合
10/4(木)
キックオフ:日本時間21:45(現地時間20:45)
スタジアム:ペタリンジャヤ・スタジアム(ペタリンジャヤ)
『タジキスタン 1-1 (7PK6) 韓国』
《得点者》
[タジキスタン] 前半2分:オゾドベク・パンジェフ
[ 韓国 ] 前半39分:ユン・スクチュ
《PK戦》
タジキスタン1人目:〇
韓国1人目:〇
タジキスタン2人目:〇
韓国2人目:〇
タジキスタン3人目:〇
韓国3人目:〇
タジキスタン4人目:〇
韓国4人目:〇
タジキスタン5人目:〇
韓国5人目:〇
タジキスタン6人目:〇
韓国6人目:〇
タジキスタン7人目:〇
韓国7人目:×
決勝戦、日本はグループリーグで引き分けたタジキスタンと再戦
この結果、決勝戦は「日本対タジキスタン」という組み合わせになりました。
この両チームはグループリーグの第2戦でも対戦しており、そのときは0-0のスコアレスドローでした。
ここまで粘りの戦いで勝ち上がってU-17ワールドカップの出場権を獲得し、決勝進出も果たしたタジキスタン。
日本が6大会ぶりの優勝を果たすのか、タジキスタンが初優勝という快挙を成し遂げるのか、注目の決勝戦は7日の日本時間21時45分キックオフ。
【決勝戦】
10/7(日)
キックオフ:日本時間21:45(現地時間20:45)
スタジアム:ブキット・ジャリル国立競技場(クアラルンプール)
『日本 - タジキスタン』
*参照*
U-16アジア選手権2018
U-17ワールドカップ2019