現在インドネシアで開催中の『U-19アジア選手権2018』。
この大会は19歳以下の選手による代表チームでアジアNo.1を争う大会で、ベスト4進出の4ヵ国には、来年ポーランドで開催される『U-20ワールドカップ2019』の出場権が与えられます。
そして大会はそのU-20ワールドカップ出場権をかけた準々決勝を28日、29日に開催。
インドネシアに勝利した日本に加え、韓国、カタール、サウジアラビアの4ヵ国がワールドカップ出場を決めました。
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準々決勝(決勝トーナメント1回戦)結果
【準々決勝(決勝トーナメント1回戦)】
10/28(日)
「カタール 7-3(延長) タイ」
ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム
(ジャカルタ)
「日本 2-0 インドネシア」
ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム
(ジャカルタ)
10/29(月)
「韓国 1-0 タジキスタン」
パトリオット・スタジアム
(ブカシ)
「サウジアラビア 3-1 オーストラリア」
パトリオット・スタジアム
(ブカシ)
カタール(グループA1位)対タイ(グループB2位)の試合では、カタールが前半で2-0とリードするも、後半にタイが3得点を奪い大逆転。
それでもカタールは終了間際に同点に追いついて3-3とし、試合は延長戦へ突入。
そして延長戦では、カタールが一気に4ゴール。
7-3というスコアで延長戦までもつれる大激闘を制したカタールが、2大会ぶりのU-20ワールドカップの出場権を獲得しました。
一方のタイはカタールをあと一歩のところまで追いつめましたが、延長戦では力尽き、1979年大会以来40年ぶりのU20ワールドカップ出場はなりませんでした。
そして日本(グループB1位)は開催国のインドネシア(グループA2位)と対戦。
前半40分、MF東俊希がゴールまで約30メートルの位置から強烈なミドルシュートをゴール右上隅に決めて日本が先制。
さらに後半25分にはFW宮代大聖が追加点を奪い2点差とします。
このまま試合は2-0で終了し、完全アウェイの中インドネシアに2-0で勝利した日本が、2大会連続のU-20ワールドカップ出場を決めました。
一方のインドネシアは開催国として奮闘しましたが、悲願のU-20ワールドカップ初出場はなりませんでした。
またその後の2試合では、韓国がタジキスタンに1-0で勝利し、2大会連続のU-20ワールドカップ出場決定。
韓国は前半44分、FWチョン・セジンが挙げたゴールが決勝点に。
一方のタジキスタンは、U-16代表に続いて世界への切符獲得はなりませんでした。
そして準々決勝最後の試合では、オーストラリアに3-1で勝利したサウジアラビアが2大会連続のU-20ワールドカップ出場権獲得。
サウジアラビアは前半7分に先制し同42分に追いつかれるも、後半に2得点を奪って突き放し3-1で勝利しました。
一方のオーストラリアは2013年大会を最後に、これで3大会連続でU-20ワールドカップ出場を逃しています。
【U-20W杯2019出場決定国(アジア)】
国 | 出場回数 |
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2大会ぶり4回目 |
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2大会連続10回目 |
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2大会連続15回目 |
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2大会連続9回目 |
準決勝組み合わせ
ベスト4が決定しアジアからのU-20ワールドカップの出場国は出揃いましたが、大会はこのあと準決勝の試合が行われます。
準決勝の組み合わせは以下の通りです。
*キックオフは日本時間
11/1(木)
「カタール 18:00 韓国」
ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム
(ジャカルタ)
「日本 21:30 サウジアラビア」
ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム
(ジャカルタ)
韓国は優勝した2012年大会以来の決勝進出をかけ、カタールと対戦。
一方、日本は前回大会に続いての決勝進出をかけサウジアラビアと対戦。
サウジアラビアとはその前回大会の決勝で対戦し、日本が0-0からのPK戦を5-3で制して初優勝を飾っています。
*参照*
U-19アジア選手権2018
U-20ワールドカップ2019