公開日 2018年11月2日 最終更新日 2018年11月2日
現在インドネシアで開催中の『U-19アジア選手権2018』。
この大会は19歳以下の選手による代表チームでアジアNo.1を争う大会で、ベスト4進出の4ヵ国には、来年ポーランドで開催される『U-20ワールドカップ2019』の出場権が与えられます。
そしてそのベスト4を決める準々決勝は先月28、29日に開催され、勝利した日本、韓国、サウジアラビア、カタールの4ヵ国がワールドカップの出場権を手にしました。
さらに大会は昨日1日に準決勝の2試合を開催し、韓国とサウジアラビアが決勝進出。
連覇を目指していた日本は惜しくも準決勝で敗退となりました。
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準決勝結果
【準決勝】
11/1(木)
「カタール 1-3 韓国」
パカンサリ・スタジアム
(チビノン)
<得点者>
[ 韓国 ] 前半23分:チョン・セジン
[ 韓国 ] 前半33分:チョン・セジン
[ 韓国 ] 前半45+2分:オム・ウォンサン
[カタール] 後半7分:OG(イ・ジェイク)
「日本 0-2 サウジアラビア」
パカンサリ・スタジアム
(チビノン)
<得点者>
[サウジアラビア] 前半29分:OG(若原智哉)
[サウジアラビア] 前半45+1分:ハリド・アル=ガンナム
準決勝第1試合ではカタールと韓国が対戦。
試合は前半23分、右サイドからのクロスにゴール前フリーのFWチョン・セジンが押し込んで先制。
同33分には再びチョン・セジンが、距離のある位置から直接FKを決めて2-0とします。
さらに同アディショナルタイムにもオム・ウォンサンが得点を奪い、前半だけで韓国が3-0とリードします。
韓国はその後後半に1失点したものの、3-1で勝利。
優勝した2012年大会以来の決勝進出を果たしました。
準決勝第2試合では、連覇を目指す日本がサウジアラビアと対戦。
試合は前半29分、サウジアラビアが角度のないところからシュートを放つと、これをGK若原智哉がキャッチしきれずゴール内へこぼしてしまいサウジアラビアが先制。
さらに同アディショナルタイムには、相手選手のシュートをGK若原が弾くと、そのボールをDFハリド・アル=ガンナムに押し込まれ2失点目。
後半スコアは動かず、そのまま日本はサウジアラビアに0-2で敗戦。
選手、戦術を大幅に変更する予想外の体制で準決勝に臨みましたが、それが裏目に出た形となり、日本の大会連覇は叶いませんでした。
サウジアラビアは前回大会に続いて決勝進出。
決勝戦日程
この結果、決勝戦は「韓国 対 サウジアラビア」という組み合わせになりました。
決勝の日程は以下の通りです。
*キックオフは日本時間
11/4(日)
「韓国 21:30 サウジアラビア」
パカンサリ・スタジアム
(チビノン)
両者が決勝で対戦したのは1992年大会で、その時はサウジアラビアが韓国に2-0で勝利し2回目の優勝を飾りました。
韓国は2012年大会以来の優勝を、サウジアラビアは1992年大会以来の優勝を目指して戦います。
*参照*
U-19アジア選手権2018
U-20ワールドカップ2019