2018年ロシアワールドカップから約一年。
いよいよ来月6月、次回のワールドカップである2022年カタール大会の予選がスタートします。
出場国数が32チームのままなのか48チームに拡大するのか、まだ結論は出てませんが、その最終判断を下す総会が開かれるのが6月5日。
そして出場国数が決定したその翌日の6月6日、世界で最も早くアジア予選がスタートします。
*追記* (5/23)
FIFAは5月22日、2022年カタール大会を従来どおり32チーム制で開催することを発表。
これにより、48チーム拡大は2026年大会から実施となります。
今回はその2022年FIFAワールドカップのアジア1次予選について、開催方式、参加国、試合日程などについてまとめました。
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アジア1次予選開催方式
まず最初に、アジア1次予選の開催方式についてです。
アジア予選参加国は全部で46チームですが、1次予選に参加するのはその中の12チームのみ。
アジアのFIFAランク下位12チームが1次予選参加
アジアの参加46チーム中、2019年4月発表のFIFAランキングにおいてランキング下位となった12チームが1次予選から参加するという仕組みです。
12チーム以外の36チームは2次予選からの参加。
日本代表はFIFAランク26位でアジア2位なので、当然1次予選は免除となり2次予選からの参加が決定しています。
2チーム×6組によるホーム&アウェー方式
1次予選では参加12チームが2チームずつ6組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦し、2戦合計のスコアで勝利した方が2次予選へ進むことができます。
チーム1対チーム2
↓
勝者 (2戦合計) が2次予選進出
チーム3対チーム4
↓
勝者 (2戦合計) が2次予選進出
チーム5対チーム6
↓
勝者 (2戦合計) が2次予選進出
チーム7対チーム8
↓
勝者 (2戦合計) が2次予選進出
チーム9対チーム10
↓
勝者 (2戦合計) が2次予選進出
チーム11対チーム12
↓
勝者 (2戦合計) が2次予選進出
*合計6チームが2次予選へ進出
アジア1次予選参加国
アジア1次予選の参加12チームは以下の国々です。
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*( ) 内は2019年4月発表のFIFAランキング |
これらの国々が、今年4月に発表されたFIFAランキングで、アジアの下位12チームというわけです。
アジア1次予選組み合わせ
- 抽選日:2019/4/17 (水)
- 抽選開始時間:現地11:00 (日本時間12:00)
- 抽選会会場:AFCハウス (クアラルンプール / マレーシア)
1次予選の組み合わせ抽選では、これらの12チームをポットAとポットBの2つのポットに振り分けて実施。
FIFAランキングを基に、参加12チームのうち上位6チームをポットAに、下位6チームをポットBに振り分ける形となりました。
抽選では、ポットAとポットBから各1チームずつを引き、それらのチーム同士が対戦するという手順で実施。
ポットA | ポットB |
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*( ) 内は2019年4月発表のFIFAランキング |
1次予選組み合わせ抽選手順
- ポットAから1チームを引く
- ポットBから1チームを引く
- *組み合わせが決定
- 1と2を全部で6回行う
アジア1次予選試合日程
アジア1次予選は2チーム同士によるホーム&アウェー方式の対戦となるため、各組2試合で2次予選突破チームが決定します。
各組第1戦を6月6日に、第2戦を6月11日に行う予定。
(マレーシア対東ティモールのみ6月7日開催予定)
第1戦をホームで戦うのが組み合わせ抽選においてポットAだったチーム、第2戦をホームで戦うのが組み合わせ抽選においてポットBだったチームです。
国 | 結果 | 国 |
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2019/6/6 H–A |
ブルネイ![]() |
2019/6/11 A–H |
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– (2戦合計) |
国 | 結果 | 国 |
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2019/6/6 H–A |
スリランカ![]() |
2019/6/11 A–H |
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– (2戦合計) |
国 | 結果 | 国 |
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2019/6/6 H–A |
バングラデシュ![]() |
2019/6/11 A–H |
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– (2戦合計) |
国 | 結果 | 国 |
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2019/6/7 H–A |
東ティモール![]() |
2019/6/11 A–H |
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– (2戦合計) |
国 | 結果 | 国 |
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2019/6/6 H–A |
パキスタン![]() |
2019/6/11 A–H |
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– (2戦合計) |
国 | 結果 | 国 |
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2019/6/6 H–A |
グアム![]() |
2019/6/11 A–H |
||
– (2戦合計) |
アジア2次予選について
最後に、アジア2次予選についても軽く触れておきます。
アジア1次予選が終了すると、次はアジア2次予選が始まります。
アジア2次予選では免除されるチームがないため、日本代表を含むすべてのアジア所属チームが参加します。
(アジア1次予選で敗退したチームを除く)
アジア2次予選では、1次予選免除34チームに加え1次予選突破6チームの合計40チームが参加します。
予選方式は前回2018年ロシア大会の予選と変わりません。
参加40チームが5チームずつ8つのグループに分かれて、各グループ内ホーム&アウェー方式の総当たりで対戦し、各グループ1位のチーム及び各グループ2位のチームのうち成績上位4チームの合計12チームが3次予選 (最終予選) へ進出する予定です。
なお、2022年ワールドカップの本大会出場枠が48チームに増えた場合、2次予選での突破チーム数自体に変更が出てくる可能性もあります。
*わかり次第追記予定
なお、アジア2次予選の組み合わせ抽選会は今年7月17日にカタールのドーハで開催予定です。
アジア2次予選組み合わせ抽選会
- 抽選日:2019/7/17 (水)
- 抽選開始時間:未定
- 抽選会会場:ドーハ (カタール)