サッカー日本代表が2大会ぶりのベスト16入りを果たし、日本が大いに盛り上がったロシアワールドカップからまもなく一年。
来月6日には、次回のFIFAワールドカップである2022年カタール大会の予選が、アジアで最も早くスタートします。 (アジア1次予選)
日本は今年9月開幕予定の2次予選からの参加となるため1次予選は免除されますが、ワールドカップ出場をかけた戦いは既に始まろうとしています。
そこで今回はカタールワールドカップの本大会について、早くも気になるキックオフ時間について、カタールと日本との時差を踏まえながら考えていきたいと思います。
目次
スポンサーリンク
カタールワールドカップの開催時期は?
まず気になるのが、カタール大会の日程です。
開催期間は既に決定しており、2022年11月21日~12月18日にかけて開催。
ワールドカップはこれまで基本夏開催でしたが、中東での暑い気候を考慮し、今回は初めての冬開催となります。
そして注目となっていた出場枠拡大の判断についてですが、今回2022年大会では従来どおり出場枠32チームでの開催が正式に決定しました。
来月5日にフランスのパリで開催されるFIFA (国際サッカー連盟) の総会で、この出場枠拡大についての最終決定が発表される見通しでしたが、今月22日、既に2022年大会での48チームへの拡大は不可能とする判断をFIFAは下しました。
これにより、2022年大会は出場枠32チーム、そしてカタールでの単独開催も、正式決定となりました。
カタールと日本との時差は?
続いて気になる時差についてです。
カタールと日本との時差は6時間。
日本のほうが6時間進んでいる形となります。
この6時間の時差というのは、前回ロシアワールドカップの主要開催都市と同じ時差となります。
ロシアワールドカップのメイン会場として開幕戦や決勝戦などが行われた首都モスクワを始め、サンクトペテルブルク、ソチ、カザン、ロストフ・ナ・ドヌ、サランスク、ヴォルゴグラード、ニジニ・ノヴゴロド。
開催都市として選ばれた11都市のうちこれら8都市が、カタールと同じで日本との時差は6時間でした。
また、その他の開催都市でも、これらとの時差の差は±1~2時間。
つまり、次回カタール大会でも現地時間キックオフがロシア大会と同じような時間となった場合、日本時間のキックオフもロシア大会と同じような時間となるわけです。
カタール大会のキックオフ時間を予想
さて、では具体的にキックオフ時間は何時頃になるのでしょうか。
近年の大会を参考にしながら予想してみたいと思います。
まずカタール大会の出場枠が32チームで最終決定したことにより、近年の大会同様グループリーグは1日3試合ペースで行われると予想されます。
以下が、過去4大会のグループリーグ&決勝トーナメントでのキックオフ時間です。
【グループリーグ】
1日に3試合開催した場合の1試合目のキックオフ時間、2試合目のキックオフ時間、3試合目のキックオフ時間を表しています。
大会 | 1試合目 | 2試合目 | 3試合目 |
2006年ドイツ大会 | 15:00 | 18:00 | 21:00 |
2010年南アフリカ大会 | 13:30 | 16:00 | 20:30 |
2014年ブラジル大会 | 13:00 | 16:00 | 19:00 |
2018年ロシア大会 | 15:00 | 18:00 | 21:00 |
2022年カタール大会 | ?? : ?? | ?? : ?? | ?? : ?? |
*1日4試合開催したパターンは除外
【決勝トーナメント】
1日に2試合開催した場合の1試合目のキックオフ時間、2試合目のキックオフ時間を表しています。
大会 | 1試合目 | 2試合目 |
2006年ドイツ大会 | 17:00 | 21:00 |
2010年南アフリカ大会 | 16:00 | 20:30 |
2014年ブラジル大会 | 13:00 | 17:00 |
2018年ロシア大会 | 17:00 | 21:00 |
2022年カタール大会 | ?? : ?? | ?? : ?? |
ご覧のとおり、過去4大会を見ても1試合目のスタートが早くても13:00だったため、これより早い時間にスタートする可能性はまずないでしょう。
どちらかというと13:00スタートよりも、2006年ドイツ大会や2018年ロシア大会と同じく1試合目のスタート時間は15:00のほうに近くなると思われます。
仮に1試合目のスタートが15:00だった場合、過去の例を見ても次の試合の時間は2時間半~3時間後となるため、2試合目のスタートが18:00、3試合目のスタートが21:00といった形になると予想できます。
スポンサーリンク
グループリーグでは毎日22時キックオフも?
逆に1日の最後の試合のキックオフ時間のほうは過去の例を見ても21:00となっているため、カタール大会でも21:00か、早くても20:30となるでしょう。
ただカタール大会では暑さが懸念されているため、さらに遅い時間の21:30、もしくは22:00キックオフとなる可能性も十分にあります。
夏開催から冬開催へ移行したとはいえ、開催時期の11月でも最高気温は30度超え。
また22:00となった場合、欧州諸国の時間は1時間遅れの21:00 (イギリスなどは2時間遅れの20:00) と、一番視聴しやすい時間帯となります。
最も可能性の高いのは16時・19時・22時パターン?
以上のことを踏まえると、最も可能性の高そうなのは16:00・19:00・22:00パターン。
もしくは15:30・18:30・21:30パターン。
この辺りの時間になるのではないかと予測します。
恐らく一番早い時間のパターンでも、15:00・18:00・21:00と、最後のキックオフ時間は早くても21:00となるでしょう。
また決勝トーナメントの場合、1日2試合を行うときは延長・PK戦などを考慮し、1試合目と2試合目の間隔を4時間は開けていることが過去の例からわかります。
遅いほうのキックオフ時間を採用することを考えると、決勝トーナメントでは18:00・22:00パターン。
もしくは17:30・21:30 (17:00・21:00) パターン辺りになるのではないでしょうか。
延長・PKまで突入することを考えた場合前者のパターンだと終了時間が深夜1時頃になるため、ここでは後者のパターンの可能性のほうが高いかもしれません。
日本時間だと毎試合何時頃キックオフ?
さて、ここまで現地のキックオフ時間を予想してみましたが、日本人が最も気になるのは日本時間のキックオフが何時になるのか?という点です。
前述の現地キックオフ時間の予想を基に、日本時間に変更してみると、以下のようになります。
【カタール時間】
16:00・19:00・22:00 の場合
時差 ↓ 6時間
【日本時間】
22:00・翌1:00・翌4:00
【カタール時間】
15:30・18:30・21:30 の場合
時差 ↓ 6時間
【日本時間】
21:30・翌0:30・翌3:30
カタールが前回ロシア大会の主要開催都市と時差が同じだとわかった時点で予測はついたかもしれませんが、日本時間のキックオフでは前回同様21時頃~深夜4時頃にかけての試合が多くなるのは間違いなさそうです。
前回ロシア大会同様の時間帯となると、イメージしやすいと思います。
日本時間で夜~早朝にかけての試合ということで、カタール大会も寝不足の日々となりそうです。
実際のキックオフ時間はいつ頃決定する?
さて、以上がキックオフ時間の予想でしたが、実際のキックオフ時間はいつ頃決まるのでしょうか。
前回ロシア大会の場合は、本大会開幕の3年も前となる2015年6月に発表されています。
前々回ブラジル大会の場合は、本大会開幕まで2年を切った2012年9月に発表されています。
発表時期は大会により異なるものの、遅くても開幕の1年半~2年前までには発表される見通しです。
前回同様3年前の発表となった場合、今年の冬には発表されることになります。
まずは来月5日開催の総会でどのような決定事項があるかに注目です。
*キックオフ時間は決定次第追記予定
まとめ
以上、早くも気になる2022年カタールワールドカップのキックオフ時間を予想してみました。
キックオフ時間は過去の例を参考にした予想ですが、大幅なズレはない見込みです。
今回の内容をまとめると、以下のようになります。
- カタールと日本の時差は6時間
- カタールと前回大会ロシア (主要開催都市) の時差は同じ
- カタール大会のキックオフ時間は全試合15時頃~22時頃に含まれると予想
- 日本時間のキックオフだと全試合21時頃~翌早朝4時頃になると予想
キックオフ時間にも注目ですが、来月からワールドカップ予選が始まるため、まずはそちらに注目となりそうです。