公開日 2019年6月8日 最終更新日 2020年6月16日
日本代表がベスト16進出を果たし、史上初のベスト8入りまであと一歩と迫ったロシアワールドカップ。
あれから時がたち、次なるFIFAワールドカップである『2022年カタール大会』の予選が、すでに各地で始まっています。
カタール大会では、これまでのワールドカップのように夏開催ではなく、「史上初の冬開催」が決定済み。
本大会の出場枠は「32」のままで変更なしです。
そこで今回は、カタール大会の全6大陸の予選日程やレギュレーションについて、確認してみます。
※新型コロナウイルスの影響で大幅な日程変更の可能性があるため、変更後の日程は決まりしだい更新
※各予選の専用ページの日程が最新のものです
目次
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アジア予選日程
まずは日本代表の所属するアジア予選からです。
アジアでは現在、日本代表も参加の2次予選を開催中。
2次予選は2019年9月からスタートしていますが、新型コロナの影響で最後の4節が延期となっています。
以下が、アジア予選の日程です。
1次予選日程
- 第1戦:2019年6月6日 (木) ※
- 第2戦:2019年6月11日 (火)
※一部の試合は翌日に開催
2次予選日程
- 第1節:2019年9月5日 (木)
- 第2節:2019年9月10日 (火)
- 第3節:2019年10月10日 (木)
- 第4節:2019年10月15日 (火)
- 第5節:2019年11月14日 (木)
- 第6節:2019年11月19日 (火)
- 第7節:2020年
3月26日 (木)
→ 10月8日 (木) - 第8節:2020年
3月31日 (火)
→ 10月13日 (火) - 第9節:2020年
6月4日 (木)
→ 10月12日 (木) - 第10節:2020年
6月9日 (火)
→ 10月17日 (火)
3次予選 (最終予選) 日程
- 第1節:
2020年9月3日 (木)
→ 2021年3月25 (木) ※変更の可能性あり - 第2節:
2020年9月8日 (火)
→ 2021年3月30日 (火) ※変更の可能性あり - 第3節:
2020年10月13日 (火) - 第4節:
2020年11月12日 (木) - 第5節:
2020年11月17日 (火) - 第6節:
2021年3月25日 (木) - 第7節:
2021年3月30日 (火) - 第8節:
2021年6月8日 (火) - 第9節:
2021年9月7日 (火) - 第10節:
2021年10月12日 (火)
アジアプレーオフ日程
- 第1戦:2021年11月11日 (木)
※変更の可能性あり - 第2戦:2021年11月16日 (火)
※変更の可能性あり
(大陸間プレーオフの日程は含めず)
2次予選は各グループ奇数の5チームずつになるので、毎節1チームが「予選休み」となります。
日本代表はちょうど最初の節が「予選休み」にあたるので、第1節と第6節が予選なし、ここで国際親善試合が組まれます。
そして予選日程の一覧を見てお気づきのとおり、予選の全試合が木曜日と火曜日に組まれています。
予選は国際Aマッチデー期間に開催されるため、近年では基本的に毎回国際Aマッチウィークの「木曜日⇒火曜日」という形の開催パターンがほとんど。
なお、新型コロナの影響で2次予選の後半が延期となったため、全体的に予選の日程がずれ込みます。
最新の日程については決まり次第更新。(各予選ページのほうが更新早め)
アジア予選のレギュレーション
出場枠:4.5 (開催国カタールは除く)
- 1次予選
- 参加:FIFAランク (2019年4月発表) 下位12チーム
- 方式:2チームずつ6組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦
- 突破:各組2戦合計の勝者 (計6チーム) が2次予選進出
- 2次予選
- 参加:FIFAランク (2019年4月発表) 上位34チーム+1次予選突破6チーム (計40チーム)
- 方式:5チームずつ8グループに分かれてホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:各グループ1位+2位のうち成績上位4チーム (計12チーム) が3次予選進出
- 3次予選 (最終予選)
- 参加:2次予選突破 (計12チーム)
- 方式:6チームずつ2グループに分かれてホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:各グループ上位2チーム (計4チーム) がワールドカップ出場権獲得
- プレーオフ
- 参加:3次予選各グループ3位 (2チーム)
- 方式:2チームがホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:勝者 (1チーム) が大陸間プレーオフ進出
オセアニア予選日程
続いてオセアニア予選ですが、詳細はまだ発表されていません。
※詳細は決まりしだい更新
※詳細未定
※2020年~2021年11月の予定
(大陸間プレーオフの日程は含めず)
オセアニア予選のレギュレーション
出場枠:0.5
※レギュレーション未定
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アフリカ予選日程
続いてアフリカ予選ですが、2019年6月11日にアフリカ予選のフォーマットが決定し、2014年ブラジル大会の予選と同じ形式で行われることが決定。
つまり、ワールドカップ出場を決める最後の戦いは、「2試合のみのホーム&アウェイ方式」で決めるという過酷な戦いとなります。
1次予選日程
- 第1戦:2019年9月4日 (水) ~ 7日 (土)
- 第2戦:2019年9月8日 (日) ~ 10日 (火)
2次予選日程
- 第1節:2020年10月5日 (月) ~ 13日 (火)
- 第2節:2020年11月9日 (月) ~ 17日 (火)
- 第3節:2021年3月
- 第4節:2021年3月
- 第5節:2021年8月~9月
- 第6節:2021年10月
3次予選(最終予選)日程
- 第1戦:2021年11月
- 第2戦:2021年11月
アフリカ予選のレギュレーション
出場枠:5
- 1次予選
- 参加:FIFAランク下位28チーム
- 方式:2チームずつ14組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦
- 突破:各組2戦合計の勝者 (計14チーム) が2次予選進出
- 2次予選
- 参加:FIFAランク上位26チーム+1次予選突破14チーム (計40チーム)
- 方式:4チームずつ10グループに分かれてホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:各グループ1位 (10チーム) が3次予選進出
- 3次予選 (最終予選)
- 参加:2次予選突破 (計10チーム)
- 方式:2チームずつ5組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:各組2戦合計の勝者 (計5チーム) がワールドカップ出場権獲得
北中米カリブ海予選日程
そして北中米カリブ海ですが、こちらは2019年7月10日に予選形式が発表されました。
今回の予選ですが、これまでの形式から大きく変わり、初のフォーマットが採用となっています。
トップシードラウンド日程
- 第1節:2020年8~9月
- 第2節:2020年8~9月
- 第3節:2020年10月
- 第4節:2020年10月
- 第5節:2020年11月
- 第6節:2020年11月
- 第7節:2021年3月
- 第8節:2021年3月
- 第9節:2021年8~9月
- 第10節:2021年8~9月
⇒ 2022年FIFAワールドカップ 北中米カリブ海予選トップシードラウンド
下位ラウンド日程
【グループステージ】
- 第1節:2020年8~9月
- 第2節:2020年8~9月
- 第3節:2020年10月
- 第4節:2020年10月
- 第5節:2020年11月
- 第6節:2020年11月
【決勝トーナメント】
- 準々決勝:2021年3月
- 準決勝:2021年5~6月
- 決勝:2021年8~9月
⇒ 2022年FIFAワールドカップ 北中米カリブ海予選下位ラウンド
北中米カリブ海プレーオフ
- 第1戦:2021年10月
- 第2戦:2021年10月
北中米カリブ海予選のレギュレーション
出場枠:3.5
- トップシードラウンド
- 参加:FIFAランク (2020年6月発表) 上位6チーム
- 方式:6チーム1グループによるリーグ戦 (ホーム&アウェー) で対戦
- 条件:グループ上位3チームがワールドカップ出場権獲得
※グループ4位のチームはプレーオフラウンド進出
- 下位ラウンド
【グループステージ】- 参加:FIFAランク (2020年6月発表) 下位29チーム
- 方式:4チームずつ5グループと3チームずつ3グループに分かれてグループリーグ (ホーム&アウェー方式) で対戦
- 条件:各グループ1位 (計8チーム) が下位ラウンド決勝トーナメント進出
【決勝トーナメント】
- 参加:下位ラウンドグループリーグ突破8チーム
- 方式:8チームが決勝トーナメント (準々決勝、準決勝、決勝) を実施
- 条件:決勝トーナメント (決勝戦) 勝者1チームがプレーオフラウンド進出
- プレーオフラウンド
- 参加:トップシードラウンドグループ4位、下位ラウンド勝者
- 方式:2チームがホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:勝者 (1チーム) が大陸間プレーオフ進出
南米予選日程
続いて南米予選ですが、こちらは開催ウィークがすでに決まっています。
- 第1・2節:
2020年3月23日~31日
→ 延期 - 第3・4節:
2020年8月31日~9月8日
→ 延期 - 第5・6節:2020年10月5日~13日
- 第7・8節:2020年11月9日~17日
- 第9・10節:2021年3月22日~30日
- 第11・12節:2021年5月31日~6月8日
- 第13節・14節:2021年8月30日~9月7日
- 第15・16節:2021年10月4日~12日
- 第17・18節:2021年11月8日~16日
南米予選のレギュレーション
出場枠:4.5
- 本予選
- 参加:南米連盟所属全10チーム
- 方式:1つのグループでホーム&アウェー方式で対戦
- 条件:上位4チームがワールドカップ出場権獲得
*5位のチームは大陸間プレーオフ進出
ヨーロッパ予選日程
最後にヨーロッパ予選ですが、こちらも今回から新フォーマットが採用予定です。
最初のグループでの予選ではこれまで通り、各グループ1位が出場権を獲得しますが、2位のチームが戦うプレーオフについては、「UEFAネーションズリーグ2020-21」の成績上位のチームもふくめた全12チームにより、4チームずつ3つのプレーオフグループに分かれて準決勝・決勝とトーナメントを戦う方式が発表されています。
- 第1節:2021年3月25日~27日
※変更の可能性あり - 第2節:2021年3月28日~30日
※変更の可能性あり - 第3節:未定
- 第4節:未定
- 第5節:2021年9月2日~4日
- 第6節:2021年9月5日~7日
- 第7節:2021年10月7日~9日
- 第8節:2021年10月10日~12日
- 第9節:2021年11月11日~13日
- 第10節:2021年11月14日~16日
ヨーロッパ予選のレギュレーション
出場枠:13
- 本予選
- 参加:欧州サッカー連盟所属55チーム
- 方式:全10グループ(5チームのグループと6チームのグループ)によるリーグ戦 (ホーム&アウェー) で対戦
- 条件:各グループ1位のチームがワールドカップ出場権獲得
※各グループ2位のチームはプレーオフ進出
- プレーオフ
- 参加:本予選各グループ2位+UEFAネーションズリーグ2020-21成績上位2チーム
- 方式:4チームずつ3つのプレーオフラウンドに分かれて準決勝から対戦
- 条件:各プレーオフ決勝戦の勝者 (合計3チーム) がワールドカップ出場権獲得
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大陸間プレーオフ日程
また、大陸間プレーオフについても確認しておきます。
大陸間プレーオフは全予選日程の最後に行われます。
詳細の日にちまだは決まっていません。
※詳細未定(2022年3月の予定)
※決定次第掲載予定
大陸間プレーオフのレギュレーション
-
- 参加:大陸間プレーオフ進出4チーム (アジア、オセアニア、北中米カリブ海、南米)
- 方式:2チームずつ2組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦
※対戦の組み合わせは抽選により決定
-
- 条件:各組勝者 (計2チーム) がワールドカップ出場権獲得
本大会の組み合わせ抽選はいつ?
ワールドカップ本大会の組み合わせ抽選ですが、現時点では2022年4月に予定されています。
これまでであれば本大会開催が6月~7月頃だったので、組み合わせ抽選は半年前の12月に行われていました。
今回は11月~12月の開催ということで、組み合わせ抽選は4月頃の予定となっています。
【まとめ】欧州と北中米カリブ海では新フォーマットを採用
今回の記事についてのまとめです。
- 予選のレギュレーションが決まっていないのは、オセアニアのみ (2020年6月時点)
- ヨーロッパと北中米カリブ海では新フォーマットを採用
- 予選のほとんどが木曜⇒火曜開催で国際Aマッチデーに実施
なお、予選日程については組み合わせ決定後に各協会の事情による日にちの変更もあり得るため、必ずしも決定しているわけではありません。
日にちが数日ずれることや、別のAマッチウィークに開催される可能性もあります。
各項目の未定となっている箇所は、決定しだい掲載します。