公開日 2019年8月8日 最終更新日 2019年8月8日
サッカー日本代表が参加した『コパ・アメリカ2019』の閉幕から約一ヶ月。
来月には2022年カタールワールドカップのアジア2次予選がスタートし、日本代表もいよいよ次回ワールドカップの出場をかけた戦いが始まります。
日本代表の2次予選初戦は9月10日ですが、その5日前の9月5日には国内で親善試合を開催します。
対戦相手はすでに決まっており、南米のパラグアイ代表。
そこで今回は、この国際親善試合の日本対パラグアイについて、試合日程、直近の試合結果、日本代表との対戦成績などについてまとめてみました。
スポンサーリンク
パラグアイ戦の日程・キックオフ時間
まず最初に、パラグアイ戦の試合日程、キックオフ時間は何時なのかについて確認してみます。
日本 vs パラグアイ
2019年9月5日 (木)
キックオフ時間:19:20
会場:県立カシマサッカースタジアム (鹿嶋 / 茨城)
パラグアイ代表とは?【FIFAランク・ワールドカップ成績は?】
続いて、パラグアイ代表のFIFAランキングやワールドカップの成績について確認してみます。
【サッカーパラグアイ代表】
- 所属地域:南米
- 最新FIFAランキング:39位 (2019年7月発表)
- 過去最高FIFAランキング:8位 (2001年3月)
- 過去最低FIFAランキング:103位 (1995年5月)
- ワールドカップ出場回数:8回
- ワールドカップ最高成績:ベスト8 (2010年大会)
- コパ・アメリカ最高成績:優勝 (2回 / 1953年・1979年大会)
- 監督:エドゥアルド・ベリッソ (アルゼンチン国籍)
パラグアイ代表は南米の古豪と言われているチームで、最新の2019年7月25日発表FIFAランクは39位。
南米では10チーム中8位の順位です。
日本代表の最新FIFAランクが33位なので、ランキング的には日本のほうが6つ上ですが、順位にあまり差はありません。
FIFAランクもあくまで目安です。
ワールドカップ出場回数は8回と、日本の6回を上回っています。
ワールドカップでの最高成績は2010年大会のベスト8で、このときはベスト16で日本代表と対戦し、0-0からのPK戦に5-3で勝利し初のベスト8入りを果たしました。
しかしその後は2014年・2018年大会と2大会連続でワールドカップの出場権を得られずに低迷。
また、コパ・アメリカでの優勝も1953年と1979年大会で優勝してからは、40年間優勝から遠ざかっています。
コパ・アメリカ2019では、初戦のカタール戦で2-2と引き分けに終わったものの、最終的に3位で決勝トーナメントへ進出。
ベスト8でブラジル代表に得点を与えずPK戦へ持ち込んだものの、3-4で敗れて惜しくも敗退となっています。
FIFAランクにおいても、2008年~2011年までは平均17位~29位あたりを維持してましたが、2014年には平均76位まで順位を大幅に落としました。
その後順位を徐々に上げ、2017年では平均30位まで順位を回復させることに成功し、現在は39位となっている状況です。
現在はアルゼンチン人エドゥアルド・ベリッソ監督の下、2022年大会のワールドカップ出場を目標に、古豪復活を目指しています。
スポンサーリンク
パラグアイ代表の2019年試合結果
続いて、パラグアイ代表の2019年に入ってからの試合結果です。
【2019年】
日にち | 試合 | 勝敗 | 結果 | 対戦チーム |
3/22 | 国際親善試合 | 負 | 0-1 | ![]() |
3/26 | 国際親善試合 | 負 | 2-4 | ![]() |
6/5 | 国際親善試合 | 分 | 1-1 | ![]() |
6/9 | 国際親善試合 | 勝 | 2-0 | ![]() |
6/16 | コパ・アメリカ2019 グループリーグ第1戦 |
分 | 2-2 | ![]() |
6/19 | コパ・アメリカ2019 グループリーグ第2戦 |
分 | 1-1 | ![]() |
6/23 | コパ・アメリカ2019 グループリーグ第3戦 |
負 | 0-1 | ![]() |
6/27 | コパ・アメリカ2019 準々決勝 |
(負) ※ |
0-0 3PK4 |
![]() |
※90分間では引き分け、PK戦で負け
パラグアイ代表ですが、2019年に入ってこれまで8試合を行っており、成績は1勝3分4敗。
(※PK負けは負けに含む)
勝利はコパ・アメリカ前の調整試合グアテマラ戦の一勝のみ。
コパ・アメリカでは一勝もあげられずにベスト8で敗退となりましたが、最後のブラジル戦では勝利まであと一歩と迫りました。
【日本代表】パラグアイとの過去の対戦成績
最後に、日本代表とパラグアイ代表との過去の対戦成績をまとめました。
以下は日本代表からみた対戦成績です。
日にち | 試合 | 勝敗 | 結果 | 開催地 |
1995/9/20 | 国際親善試合 | 負 | 1-2 | 東京 |
1998/5/17 | 国際親善試合 | 分 | 1-1 | 東京 |
1999/7/2 | コパ・アメリカ1999 グループリーグ第2戦 |
負 | 0-4 | アスンシオン (パラグアイ) |
2001/7/1 | 国際親善試合 | 勝 | 2-0 | 札幌 |
2003/6/11 | 国際親善試合 | 分 | 0-0 | 埼玉 |
2008/5/27 | 国際親善試合 | 分 | 0-0 | 埼玉 |
2010/6/29 | 2010年ワールドカップ 決勝トーナメント一回戦 |
(負) ※ |
0-0 3PK5 |
プレトリア (南アフリカ) |
2010/9/4 | 国際親善試合 | 勝 | 1-0 | 横浜 |
2018/6/12 | 国際親善試合 | 勝 | 4-2 | インスブルック (オーストリア) |
※90分間では引き分け、PK戦で負け
ご覧のとおり、日本とパラグアイは過去に9度の対戦があり、3勝3分3敗とまったく五分五分の成績となっています。
(※2010年南アフリカワールドカップでのPK戦負けは負けに含む)
つまり、9月5日に行われる今回の試合で勝利したほうが、対戦成績で勝ち越すことになります。
2000年以降では日本が3勝2分1敗と勝ち越していますが、2010年南アフリカワールドカップの決勝トーナメント一回戦で対戦し、0-0からのPK戦で惜しくも敗れて初のベスト8進出を阻まれた相手でもあります。
その後の対戦では、南アフリカワールドカップ後の最初の試合で再びパラグアイと国内で対戦をし、このときは香川真司選手のゴールで1-0と勝利。
そして記憶に新しいのが去年の対戦で、このときはロシアワールドカップ前最後の調整試合で対戦し、就任したばかりの西野監督体制で初勝利を挙げ、その後のワールドカップ本大会での躍進につながった試合でもありました。
近年のパラグアイ代表は全盛期と比べたら低迷していますが、コパ・アメリカではブラジル代表を苦しめました。
今回の対戦では、現在注目度の高いレアル・マドリード所属久保建英選手の招集は見送られると予想されますが、2022年カタールワールドカップのアジア予選へ向けた貴重な試合となるので、どのような戦いを見せてくれるのか注目です。
※日本代表の試合を含めその他すべての国際親善試合の日程・結果は以下の専用ページに掲載