ユーロ2020予選も折り返し地点!各グループ状況と今後のポイントまとめ

来年2020年にヨーロッパで開催される、サッカーの代表チームで欧州No.1を争う大会『ユーロ2020』。

 

その出場権をかけた予選が現在ヨーロッパ各地で行われており、現地時間7日に予選の半分となる第5節目までを各グループ終えました。

現地時間の今日8日からはいよいよ予選も後半戦へ突入します。

 

そこで今回は、ちょうど折り返し地点となったユーロ予選の現時点での各グループの状況を、順位表と一緒に確認してみたいと思います。

 

⇒ 最新2019年11月の予選での各グループ突破条件はこちら

 

スポンサーリンク

【グループA】好調イングランドの突破は堅い…2位争いは混戦模様

順位 グループA 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 イングランド 3 3 0 0 14 1 +13 9
2 コソボ 4 2 2 0 7 5 +2 8
3 チェコ 4 2 0 2 6 8 -2 6
4 モンテネグロ 4 0 2 2 3 10 -7 2
5 ブルガリア 5 0 2 3 5 11 -6 2

⇒ グループA日程・結果はこちら

グループAではイングランド代表が他チームより試合数が少ないながらも、3戦全勝で首位となっています。

イングランドはこの3試合チェコ戦 (5-0) 、モンテネグロ戦 (5-1) 、ブルガリア戦 (4-0) と、すべて4点差以上で勝利。

この調子でいけばイングランドの2位以内は間違いないでしょう。

 

問題は残りの一枠をどこが勝ち取るかです。

現在はコソボ代表チェコ代表が一歩リードしており、7日の直接対決で勝利したコソボが2位へ浮上。

しかしコソボのみイングランドと未対決のため、今後イングランド以外の4チームによる争いは混戦となりそうです。

 

現在4位モンテネグロ代表と最下位ブルガリア代表にも十分チャンスはありますが、モンテネグロは次戦チェコ戦に敗れると突破はかなり厳しくなります。

 

【グループB】ウクライナ代表が首位独走…ポルトガル代表も今後の対戦で有利

順位 グループB 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 ウクライナ 5 4 1 0 11 1 +10 13
2 ポルトガル 3 1 2 0 5 3 +2 5
3 ルクセンブルク 4 1 1 2 4 5 -1 4
4 セルビア 4 1 1 2 7 11 -4 4
5 リトアニア 4 0 1 3 3 10 -7 1

⇒ グループB日程・結果はこちら

グループBではウクライナ代表が4勝1分けの成績で首位となっており、2位ポルトガルに勝ち点8差をつけて独走中となっています。

ウクライナは他チームより消化試合数が多いものの、6月の試合ではライバルとなるセルビアに5-0で勝利するなどしており、このままいけばウクライナの2位以内は堅そうです。

 

一方、ポルトガル代表は他チームより消化試合数が少ないですが、昨日のセルビア戦に4-2で勝利し2位へ浮上。

ポルトガルは今後の5試合、アウェイでのウクライナ戦以外はすべてルクセンブルク、リトアニアとの対戦となることを考えると、ポルトガルの2位以内確保の可能性は高まったと言えます。

 

セルビア代表も残りの4試合、ホームでのウクライナ戦以外はルクセンブルク、リトアニアとの対戦ですが、ポルトガルより一試合多く消化しているため、全勝してもポルトガルらの結果次第では追い抜くことができなくなってしまうという厳しい状況になっています。

 

ルクセンブルク代表も現在3位につけていますが、残りの4試合すべてポルトガル、セルビアとの対戦となるため、状況は厳しめです。

 

【グループC】ドイツ代表、オランダ代表、北アイルランド代表による2枠争いは混戦模様

順位 グループC 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 北アイルランド 4 4 0 0 7 2 +5 12
2 ドイツ 4 3 0 1 15 6 +9 9
3 オランダ 3 2 0 1 10 5 +5 6
4 ベラルーシ 5 1 0 4 3 10 -7 3
5 エストニア 4 0 0 4 2 14 -12 0

⇒ グループC日程・結果はこちら

グループCで現在首位を維持しているのは、ドイツでもオランダでもなく北アイルランド代表

北アイルランドはここまで4戦全勝の勝ち点12で首位キープ。

しかし北アイルランドはここまでの4戦すべてベラルーシ、エストニアとの対戦。

この格下相手との4連戦すべて取りこぼすことなく勝利はしましたが、残りの4戦はすべてドイツ、オランダとの対戦となるため、これらの試合で負け越してしまうと一気に3位へ転落する可能性は高まります。

 

一方のドイツ代表オランダ代表ですが、両者の直接対決での成績は1勝1敗。

オランダはドイツより1試合消化数が少ないですが、両者ともその他のチームとの対戦では全勝しています。

ドイツ、オランダ両者とも残りの試合で勝利を重ねていくことを考えると、このグループは大混戦となりそうです。

 

注目ポイントは、北アイルランドが戦う残り4戦=ドイツ、オランダとのホーム&アウェイ戦

ここで北アイルランドがどれだけドイツ、オランダ相手に粘れるか。

ここで負け越すと、ドイツ、オランダ両チームそろっての突破の可能性が高まります。

 

また、組み合わせに恵まれなかったと言えばそれまでですが、現在4位ベラルーシ代表、最下位エストニア代表の突破は絶望的です。

スポンサーリンク

 

【グループD】アイルランド代表、デンマーク代表、スイス代表による大混戦の2枠争い

順位 グループD 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 アイルランド 5 3 2 0 6 2 +4 11
2 デンマーク 4 2 2 0 15 5 +10 8
3 スイス 3 1 2 0 6 4 +2 5
4 ジョージア 4 1 0 3 4 8 -4 3
5 ジブラルタル 4 0 0 4 0 12 -12 0

⇒ グループD日程・結果はこちら

こちらも混戦模様のグループD。

現在首位をキープしているのはアイルランド代表ですが、同国はグループ内で最多の5試合を消化しています。

そして2位のデンマーク代表ですが、こちらはアイルランドより1試合少ない4試合を消化。

そして3位のスイス代表ですが、こちらはアイルランドより2試合、デンマークより1試合少ない3試合を消化。

 

ここで注目すべきは、これら上位3チームの勝ち点差が3差ずつ開いていることと、ここまでこれら3チームによる直接対決はすべて引き分けに終わっていること。

さらに、残りの試合で比較的勝ち点3獲得をイメージしやすい4位ジョージア、最下位ジブラルタルとの対戦回数がそれぞれアイルランドは1回、デンマークは2回、スイスは3回だということ。

つまり、上位3チームがジョージア、ジブラルタルとの試合ですべて勝利した場合は勝ち点が3チームとも14で並ぶこととなり、上位3チームによる直接対決でより多く勝ち点を稼いだチームが抜け出すことになるわけです。

逆に言えば、ジョージア、ジブラルタル相手に勝利を逃すと遅れをとる可能性が高まるということにもなります。

ジョージアも簡単に勝てるような相手ではありませんが、ここまで全敗中のFIFAランク198位ジブラルタルからは確実に勝ち点3をとる必要があります。

 

グループDもアイルランド、デンマーク、スイスの3チームによる2枠を争う戦い、まさに大混戦の構図です。

 

4位ジョージア代表も可能性がないわけではありませんが、この上位3チームの中に割って入らなければいけないのはかなり厳しいです。

 

【グループE】上位4チームによる争い…ハンガリー代表とクロアチア代表は次節勝利で前進

順位 グループE 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 ハンガリー 4 3 0 1 6 4 +2 9
2 クロアチア 4 3 0 1 9 4 +5 9
3 ウェールズ 4 2 0 2 4 4 0 6
4 スロバキア 4 2 0 2 7 6 +1 6
5 アゼルバイジャン 4 0 0 4 4 12 -8 0

⇒ グループE日程・結果はこちら

またまたこちらも大混戦のグループEです。

首位ハンガリー代表&2位クロアチア代表と、3位ウェールズ代表&4位スロバキア代表との勝ち点は3差。

上位2枠を争う戦いはこの4チームに絞られたとみていいでしょう。

 

このグループでは全チームが4試合を消化しているため、順位表のとおりハンガリーとクロアチアが一歩リードしている状況です。

この上位4チームすべてがそれぞれ1回対戦するのが最下位のアゼルバイジャン。

このアゼルバイジャン戦で勝ち点3をとれるかどうか、そして上位4チーム間の直接対決をものにできるか、残りの全試合が注目となるグループです。

 

その中でもロシアワールドカップ準優勝のクロアチアは、前節スロバキアに4-0で大勝。

次節は最下位アゼルバイジャンとの一戦とあって、まずは一歩リードしそうな予感です。

 

さらに次節のもう一試合はハンガリー対スロバキアとなっており、ハンガリーも勝利すればハンガリーとクロアチア両者が大きく前進することになります。

 

最下位のアゼルバイジャン代表は自国のスタジアムがユーロ本大会の会場の一つに選ばれていますが、突破は絶望的な状況です。

 

【グループF】全勝中スペイン代表の突破は堅い…残り1枠争いではスウェーデン代表が一歩リード

順位 グループF 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 スペイン 5 5 0 0 13 3 +10 15
2 スウェーデン 5 3 1 1 12 7 +5 10
3 ノルウェー 5 2 2 1 10 7 +3 8
4 ルーマニア 5 2 1 2 12 7 +5 7
5 マルタ 5 1 0 4 2 12 -10 3
6 フェロー諸島 5 0 0 5 3 16 -13 0

⇒ グループF日程・結果はこちら

グループFではスペイン代表が5戦全勝で首位をキープしており、2位以内確保の可能性は高めです。

もう1枠の争いですが、現在はスウェーデン代表が2位で一歩リードしていますが、3位ノルウェー代表、4位ルーマニア代表までまだ十分チャンスがあります。

 

後半戦の対戦ですが、全チームがそれぞれのチームと一回ずつ対戦。

スウェーデン、ノルウェー、ルーマニアの3チームによる直接対決、そしてスペインとの試合で最低でも引き分けに持ち込めるか、さらにはマルタ、フェロー諸島相手に取りこぼしをしないことがポイントです。

 

5位マルタ代表、最下位フェロー諸島代表は絶望的となっています。

スポンサーリンク

 

【グループG】ポーランド代表が一歩リードも5位まで十分可能性あり

順位 グループG 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 ポーランド 5 4 0 1 8 2 +6 12
2 オーストリア 5 3 0 2 13 6 +7 9
3 スロベニア 5 2 2 1 9 3 +6 8
4 イスラエル 5 2 2 1 9 8 +1 8
5 北マケドニア 5 1 2 2 6 8 -2 5
6 ラトビア 5 0 0 5 1 19 -18 0

⇒ グループG日程・結果はこちら

グループGではポーランド代表が首位で一歩リードしていますが、前節スロベニアに0-2で完敗して初黒星。

次節は2位オーストリア代表と対戦となっており、ここで敗れるとポーランドもわからなくなります。

 

さらに、次節のもう一試合では3位スロベニア代表と4位イスラエル代表が対戦。

つまり、次節の1位対2位、3位対4位の対決は今後を左右する重要な一戦となりそうです。

 

ここまで予選5試合中4試合でゴールを決めており、さらにそのうち2試合でハットトリックを達成している現在予選得点ランクトップのイスラエル代表エラン・ザハヴィにも注目です。

 

5位北マケドニア代表にもまだチャンスはありますが、最下位ラトビア代表はかなり絶望的です。

 

【グループH】フランス代表、トルコ代表、アイスランド代表による三つ巴

順位 グループH 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 フランス 5 4 0 1 16 4 +12 12
2 トルコ 5 4 0 1 10 2 +8 12
3 アイスランド 5 4 0 1 8 5 +3 12
4 アルバニア 5 2 0 3 6 7 -1 6
5 モルドバ 5 1 0 4 2 13 -11 3
6 アンドラ 5 0 0 5 0 11 -11 0

⇒ グループH日程・結果はこちら

グループHでは首位フランス代表、2位トルコ代表、3位アイスランド代表の3チームが勝ち点12で並んでおり、三つ巴の状況

出場2枠はこの3チームに絞られたと言えます。

 

この上位3チームはそれぞれの直接対決が残されており、そこでの勝敗が運命を左右しそうです。

そして5位モルドバ、最下位アンドラからは勝ち点を計算しやすいので、4位アルバニアとの対戦で勝利できるかも重要になってきます。

 

それでもやはりロシアワールドカップ王者フランスの実力は頭一つ抜けており、6月のトルコ戦で敗れたとはいえ2位以内には入ってくると予想できます。

そうなるとトルコとアイスランド、どちらがもう1枠を手にするのか注目となりそうです。

 

前回大会でユーロ初出場を果たした4位アルバニア代表はかなり厳しい状況。

5位モルドバ代表はさらに絶望的です。

最下位アンドラ代表は数字上突破の可能性は残っていますが、不可能と言っていい状況です。

 

【グループI】ベルギー代表&ロシア代表が突破へ前進…スコットランド戦勝利すればより濃厚に

順位 グループI 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 ベルギー 5 5 0 0 15 1 +14 15
2 ロシア 5 4 0 1 17 4 +13 12
3 カザフスタン 5 2 1 2 8 8 0 7
4 スコットランド 5 2 0 3 5 9 -4 6
5 キプロス 5 1 1 3 7 6 +1 4
6 サンマリノ 5 0 0 5 0 24 -24 0

⇒ グループI日程・結果はこちら

グループIではベルギー代表が5戦全勝中で首位キープ。

続いてロシア代表が4勝1敗で2位となっており、この2チームが3位以下に差をつけてリードしている状況です。

 

3位はカザフスタン代表ですが、ベルギー、ロシアとの実力差は明らか。

そして4位スコットランド代表も初戦カザフスタン戦でまさかの0-3敗戦が響いており、トップ2フィニッシュは厳しい状況です。

 

このことから、このグループではベルギー、ロシア両チームの2位以内確保が濃厚となっています。

まだ予選は半分が残されていますが、このトップ2に割って入れる可能性のあるスコットランドが、次戦ベルギーと、その次の試合ではロシアと対戦。

つまりこの2戦でスコットランドがどちらにも勝利できないとなると、残り3戦を残してベルギー、ロシア両者の突破はより確実なものになります。

 

5位キプロス代表の突破は絶望的です。

最下位サンマリノ代表は数字上可能性が残されているだけとなっています。

スポンサーリンク

 

【グループJ】全勝中イタリア代表は突破濃厚…フィンランド代表は初のユーロ出場へ逃げ切れるか

順位 グループJ 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 勝点
1 イタリア 5 5 0 0 16 2 +14 15
2 フィンランド 5 4 0 1 7 2 +5 12
3 ボスニア・ヘルツェゴビナ 5 2 1 2 10 7 +3 7
4 アルメニア 5 2 0 3 8 9 -1 6
5 ギリシャ 5 1 1 3 6 9 -3 4
6 リヒテンシュタイン 5 0 0 5 0 18 -18 0

⇒ グループJ日程・結果はこちら

グループJでは5戦全勝中イタリア代表の突破の可能性は高まっています。

直近2戦では逆転勝利を収めており、勝負強さも備えています。

このままいけばイタリアの2位以内は確実です。

 

問題は残りの1枠争いですが、現在はフィンランド代表が2位につけており、3位ボスニアとの勝ち点差は5。

初のユーロ出場へフィンランドが一歩リードしている状況です。

 

それでも3位ボスニア・ヘルツェゴビナ代表、4位アルメニア代表もまだ十分フィンランドに追いつけるため、予想の難しい状況となっています。

とくにフィンランドは次戦イタリア戦、ボスニア戦とタフな試合が続きます。

この2試合で最低でも一勝、もしくは最悪イタリア戦敗れてもボスニア戦で引き分け以上の結果を残せれば、2位以内確保へ前進します。

 

一方、かつて堅守を誇っていたギリシャ代表はここまで9失点を喫して5位と沈んでおり、突破はかなり厳しい状況です。

最下位リヒテンシュタイン代表は数字上の可能性が残っているのみとなっています。

以上、ユーロ2020の予選半分を終えての各グループの順位表と状況をまとめてみました。

 

UEFAネーションズリーグの決勝ラウンド進出チームは日程の関係で消化試合数が他チームより少ないため、勝ち点で遅れをとっているチームもありますが、全グループ見渡しても強豪国と言われているチームは比較的順調なのではないでしょうか。

その中でもグループC、ドイツ&オランダの2強が突破を果たすのか、現在首位の北アイルランドがそこに割って入るのか、ここにはとくに注目となっています。

※ユーロ2020予選の各グループ順位表・試合日程・結果は随時こちらで更新中 ↓

 

関連記事・関連ページ

スポンサーリンク