【ユーロ2020】「死の組」誕生の経緯を確認!気になるスケジュールも

 

日本時間の12月1日未明、来年夏に開催されるサッカーの欧州選手権『ユーロ2020』のグループリーグ組み合わせ抽選会が開催されました。

 

抽選結果はもうすでに報道されているように、グループFが “完全な「死の組」”となっており、ネット上でもにぎわっています。

 

そこで今回は、全グループの組み合わせ抽選結果と、なぜこれほどの死の組が誕生したのか抽選の経緯、さらには対戦スケジュールも確認していきます。

 

 

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【ユーロ2020】ドイツ、フランス、ポルトガルが同居する「死の組」誕生!

まずはじめに、抽選結果一覧です。

ポット グループA グループB グループC
1 イタリア ベルギー ウクライナ
2 スイス ロシア オランダ
3 トルコ デンマーク オーストリア
4 ウェールズ フィンランド プレーオフD/A勝者
ポット グループD グループE グループF
1 イングランド スペイン ドイツ
2 クロアチア ポーランド フランス
3 チェコ スウェーデン ポルトガル
4 プレーオフC勝者 プレーオフB勝者 プレーオフA/D勝者

 

やはり、この抽選結果を一覧で見てみても、グループFのタフさがぱっと見でわかるかと思います。

 

ドイツ代表、フランス代表、ポルトガル代表はいずれも前回2016年大会のユーロでベスト4に残ったチームです。

決勝戦も「フランス 対 ポルトガル」という組み合わせでした。

 

さらにこの3チームは、近年の国際大会の優勝国でもあります。

この3チームが同じグループに入るという、まさに本物の “死の組” となっています。

 

その他のグループは比較的バランス良く分かれたという印象でしょうか。

ただ、今大会でも3位のチームにも突破のチャンスがあるので、どこが上がってくるのかの予想は難しそうです。

 

各プレーオフの勝者A~Dは来年の3月に決定するので、どのチームが入るのかは未定です。

⇒ プレーオフ出場国&日程はこちら

 

なぜこれほどの死の組が生まれたのか【3つ要因あり】

では、なぜこれほどの死の組が生まれたのか、抽選の経緯を振り返ってみます。

 

今回のこのグループFのような厳しい組み合わせが生まれたのには、おもに以下の3つの要因がありました。

 

1. 今大会からポット分け方法が変更 ⇒ 予選での成績を重視

まず、最も大きな要因となったのは、ポット分けです。

 

これまでの大会では、「UEFAランキング」や「過去の大会での成績によるポイント」などを重視したポット分け方法でした。

 

しかし今大会は、「予選での成績」を重視するポット分け方法となりました。

 

全グループの全チーム、予選での成績 (順位 → 勝ち点 → 得失点差) を比べて順位をつけ、その順位に応じて上位のチームからポット1→2→3→4と順番に振り分けられる仕組みでした。

 

つまり、予選でのちょっとした取りこぼしなどが本大会の組み合わせに大きく影響するレギュレーションだったと言えます。

また予選でのグループを見てみても、上位と下位との差が大きく開いたグループもあったため、予選自体の組み合わせがどうだったのかという“多少の運”もありました。

 

その予選での成績を反映したポット分けが、以下のとおりでした。

ポット1 ポット2 ポット3 ポット4
ベルギー フランス ポルトガル ウェールズ
イタリア ポーランド トルコ フィンランド
イングランド スイス デンマーク プレーオフA勝者
ドイツ クロアチア オーストリア プレーオフB勝者
スペイン オランダ スウェーデン プレーオフC勝者
ウクライナ ロシア チェコ プレーオフD勝者

予選をグループ1位で突破したチーム
予選をグループ2位で突破したチーム

 

フランス代表は予選を1位突破しましたが、1位の全チームの中では7番目の成績だったため、ポット2となっていました。

さらにポルトガル代表は予選2位突破で、2位の全チームの中でも3番目の成績だったため、ポット2からも外れポット3となっていました。

 

前回2016年大会と同じ方法だった場合、ポルトガル代表は「前回王者枠」としてポット1入りできましたが、今大会ではそれがなかったため、前回王者がポット3となってしまったわけです。

 

2. 開催国は自国開催のグループに入る決まり

さらに、“開催国は自国の開催地でグループリーグを戦う”という決まりがあったのも、死の組が生まれる確率を上げました。

 

今大会は、「ヨーロッパ各地12ヵ国 (12都市) 開催」となるため、開催国が12ヵ国あります。

そしてこの開催国として選ばれた12ヵ国のチームが本大会出場を果たした場合、自動的にそのグループに入るという決まりがあったわけです。

 

つまりこの結果、ポット1では抽選前からベルギーとウクライナ以外の4チームがすでに入るグループが決定済みに。

またポット2ではオランダとロシア、ポット3ではデンマークが、すでに入るグループが決まっていました。

 

3. ウクライナとロシアは同グループに入らない決まり

さらに抽選時のもう一つの決まりとして、“ウクライナとロシアは同じグループに入らない”というものもありました。

 

これを考えると、ウクライナはオランダのグループに、ロシアはベルギーのグループに入ることがさらに決定していたというわけです。

 

 

つまり、この1~3の要因をまとめると、以下のように、すでに抽選前から9ヵ国がどのグループに入るのかが決定していたという状況になっていました。

 

【まとめ】“死の組”誕生の経緯

ここまで述べてきたことを考えて、「死の組」が誕生した経緯を振り返ってみます。

 

まず、ポット2のフランス代表はグループBとCには入らないので、イタリア、イングランド、スペイン、ドイツのいずれかと一緒の組になるのが決定していました

この時点で強豪2チームが同組になるわけなので、フランスのグループはタフな組になることが確定済み。

 

  • そしてポット2の抽選、フランス代表はドイツ代表のいる「グループF」に。

 

(このあとさらに、フランスが入ったグループにポルトガルが入ってしまうという現象が起きたわけです)

 

ポット3では、ポルトガル代表がどの組に入るのか大きな注目ポイントだったわけですが、すでにデンマークが入るグループBには振り分けられないことが決定していました。

つまり、ドイツ、フランスのグループに入る確率は「5分の1」。

 

  • そして抽選の結果、この5分の1の確率を引き当て、ポルトガル代表はドイツ、フランスのいる「グループF」に。

 

 

こうして、様々な要因が重なり、「死の組」が誕生となったわけです。

 

抽選会の注目ポイントとして、「ポット1からもれたフランス代表とポルトガル代表がどのグループに入るのか」というのがありました。

 

この2チームと一緒の組になったチームはタフな戦いとなるのは間違いなかったわけですが、まさかフランス、ポルトガル両チームとも同じ組になるとは…という印象だったかと思います。

 

死の組グループFのスケジュール

最後に、死の組グループFの試合スケジュールについてもまとめました。

 

※キックオフは日本時間

 

 

⇒ 全グループのスケジュールはこちら

 

 

今回はこのような「死の組」と言われるグループが誕生したわけですが、3位となったチームにも決勝トーナメントへ進めるチャンスがあるので、ドイツ、フランス、ポルトガルの3チームとも決勝トーナメントへ進める可能性があります。

ただ、この3チームの中でいずれかのチームが2敗した場合、勝ち点3では3位となってもグループを突破できるかは微妙となるので、どのチームがどの順位となるのかに注目です。

 

また、現時点で決定していない「プレーオフ勝者」がどのチームになるのか、意外な番狂わせは起こるのかにも注目となりそうです。

 

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