公開日 2019年12月14日 最終更新日 2021年4月12日
今年2021年の6月に開幕する、サッカーの代表チームで欧州No.1を決定する大会『UEFA EURO (ユーロ) 2020』。
その出場権をかけた予選はすでに終了しており、予選ではイングランド代表のハリー・ケインが得点王に輝きました。
この記事では、ユーロ2020の予選における『得点ランキング』を一覧にまとめています。
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【ユーロ2020予選】得点ランキング一覧表
ユーロ2020予選では、全826ゴールが生まれています。
3ゴール~1ゴールの選手も一覧にすると400行以上になってしまうので、ここでは4ゴール以上の選手をまとめています。
※ユーロ2020予選・全日程終了時の得点ランキング
順位 | 選手 | 代表チーム | ゴール数 |
1 | ハリー・ケイン | ![]() |
12ゴール |
2 | クリスティアーノ・ロナウド | ![]() |
11ゴール |
エラン・ザハヴィ | ![]() |
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3 | アレクサンダル・ミトロヴィッチ | ![]() |
10ゴール |
テーム・プッキ | ![]() |
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4 | アルテム・ジュバ | ![]() |
9ゴール |
5 | ラヒーム・スターリング | ![]() |
8ゴール |
セルジュ・ニャブリ | ![]() |
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ジョルジニオ・ワイナルドゥム | ![]() |
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6 | ロメル・ルカク | ![]() |
7ゴール |
ジョン・マッギン | ![]() |
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7 | メンフィス・デパイ | ![]() |
6ゴール |
クラウディウ・ケセル | ![]() |
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ロベルト・レヴァンドフスキ | ![]() |
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マルコ・アルナウトヴィッチ | ![]() |
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オリヴィエ・ジルー | ![]() |
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9 | クリスティアン・エリクセン | ![]() |
5ゴール |
ロビン・クアイソン | ![]() |
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ジョシュア・キング | ![]() |
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ゲオルゲ・プシュカシュ | ![]() |
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ジェンク・トスン | ![]() |
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エデン・アザール | ![]() |
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デニス・チェリシェフ | ![]() |
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ギルフィ・シグルズソン | ![]() |
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9 | ロス・バークリー | ![]() |
4ゴール |
パトリック・シック | ![]() |
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ヴェダト・ムリキ | ![]() |
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ロマン・ヤレムチュク | ![]() |
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レオン・ゴレツカ | ![]() |
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クリスティアン・ギトケアー | ![]() |
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ブルーノ・ペトコヴィッチ | ![]() |
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アルヴァロ・モラタ | ![]() |
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セルヒオ・ラモス | |||
ロドリゴ・モレノ | |||
アレクサンダー・セルロート | ![]() |
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クシシュトフ・ピョンテク | ![]() |
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エリフ・エルマス | ![]() |
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ヨシプ・イリチッチ | ![]() |
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モアネス・ダブール | ![]() |
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ソコル・チカレシ | ![]() |
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ケヴィン・デ・ブルイネ | ![]() |
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ミシー・バチュアイ | |||
ロアニス・クスロス | ![]() |
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ピエロス・ソティリウ | |||
アンドレア・ベロッティ | ![]() |
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アメル・ゴヤク | ![]() |
得点ランクトップはイングランド代表ハリー・ケイン【予選全試合で得点】
得点ランキングトップは、イングランド代表FWのハリー・ケインで、12ゴール。
イングランド代表は「一試合あたりの平均ゴール数」が『4.6ゴール』と、全チームの中で平均ゴール数が最も多かったチームです。
その中でもハリー・ケインは、イングランド代表の全37得点のうち12ゴールをあげているため、チームの全得点の約3分の1を同選手が占めているという圧倒的な数字です。
さらに今予選におけるハリー・ケインの驚くべきデータとして、「予選全試合でゴールを決めている」ということです。
イングランド代表は予選を8試合戦いましたが、その8試合すべてでケインは得点を記録しており、さらに言えば、そのうち2試合でハットトリックを達成しています。
得点ランク2位は2試合でハット達成のクリスティアーノ・ロナウドなど
得点ランク2位は11ゴールを記録した、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、イスラエル代表MFエラン・ザハヴィ。
クリスティアーノ・ロナウドは、もうさすがという印象です。
ポルトガル代表は予選で全22ゴールを決めていますが、なんとそのうち半分の11ゴールを決めているのが、ロナウドです。
さらにロナウドは予選で6試合連続ゴールを記録しており、そのうちのリトアニア戦 (ホーム&アウェイ両方) の2試合でハットトリックも達成しています。( ※アウェイでのリトアニア戦では4ゴール )
そして意外かもしれませんが、ロナウドと同じく11ゴールを記録したのが、イスラエル代表のエラン・ザハヴィ。
ザハヴィは中国スーパーリーグの広州富力に所属している選手です。
イスラエル代表は予選で16ゴールを記録していますが、そのうちの大半にあたる11ゴールをザハヴィが決めているという、驚くべき数字です。
しかしながら、得点ランク2位のザハヴィ擁するイスラエル代表は予選で6チーム中5位に終わり、プレーオフでも敗れてユーロ出場はならず。
予選グループで下から2番目だったイスラエルの選手が得点ランク2位というのは、驚きです。
得点ランク3位はテーム・プッキなど【フィンランドのユーロ初出場に貢献】
得点ランク3位は10ゴールを記録した、セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチと、フィンランド代表FWテーム・プッキ。
セルビア代表は予選で17ゴールを記録していますが、そのうちの半数以上にあたる10ゴールをミトロヴィッチが決めています。
それでもセルビア代表は3位に終わっており、ユーロ出場の望みはプレーオフにかけることになっています。
そして同じく10ゴールをあげたのが、フィンランド代表のテーム・プッキです。
プッキは予選全10試合中7試合でゴールを記録しており、フィンランド代表のユーロ初出場に大きく貢献した形です。
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スペイン代表セルヒオ・ラモスもDFながら4得点を記録
また得点ランク4位は9ゴールを記録したロシア代表のアルテム・ジュバで、単独となっています。
5位には8ゴールを記録した、イングランド代表ラヒーム・スターリング、ドイツ代表セルジュ・ニャブリ、オランダ代表ジョルジニオ・ワイナルドゥムの3人。
ニャブリとワイナルドゥムはチーム内での予選得点王です。
またベルギー代表のトップは7ゴールを記録したルカク。
フランス代表のトップはジルー、ポーランド代表のトップはレヴァンドフスキ、オーストリア代表のトップはアルナウトヴィッチで、それぞれ6ゴールを記録しています。
また、DFながらスペイン代表セルヒオ・ラモスも4得点を記録しており、同じくスペイン代表のFWアルヴァロ・モラタと同ロドリゴ・モレノと並んで、スペインの予選全試合の中で最も得点をあげた選手となっています。
また、ユーロ本大会出場を果たしたチームの中で上記の「4ゴール以上をあげた選手」にランクインしなかったのは、スイス代表とウェールズ代表の2チームのみです。
スイス代表の得点トップは、3ゴールをあげたセドリク・イッテン。
ウェールズ代表の得点トップは、2ゴールをあげたガレス・ベイル、アーロン・ラムジー、キーファー・ムーアの3選手。
【まとめ】ユーロ2020予選得点王はハリー・ケイン!
ユーロ予選の本予選全日程を終えての得点ランキング、トップは12ゴールをあげたイングランド代表のハリー・ケインという結果でした。
また上位にはポルトガル代表のロナウドやセルビア代表のミトロヴィッチなど、やはりチームの中でも決定力の高いエースストライカーがランクインしている印象です。
しかしながら、得点ランク2位のザハヴィや同3位のミトロヴィッチらがユーロ2020本大会へ出場できないのはとても残念なことです。
以下、今回のまとめです。
- ユーロ予選得点ランキング1位は、12得点のハリー・ケイン(イングランド)
- ハリー・ケインは予選全試合で得点、うち2試合でハットトリック
- 得点ランク2位はクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) とエラン・ザハヴィ(イスラエル)
- ロナウドは予選6試合連続得点、うち2試合でハットトリック
- 得点ランク3位はミトロヴィッチ(セルビア) とプッキ(フィンランド)
- 得点ランク2位と3位の選手が本大会に出場できず
今回得点ランク上位に食い込んだハリー・ケインやクリスティアーノ・ロナウドらがユーロ本大会でも得点を量産できるのかどうかにも注目です。