公開日 2019年12月20日 最終更新日 2019年12月20日
現在アジアとアフリカですでにスタートしている、『2022年FIFAワールドカップ・カタール大会』の予選。
アジアでは2次予選まっただ中ですが、アフリカでは1次予選が終了し、来年3月に始まる2次予選へ向けて準備が進んでいる段階です。
そして昨日、2019年最後のFIFAランクが発表されたことにより、アフリカ2次予選の組み合わせ抽選に用いられる「ポット分け」が決定しました。
今回はそのポット分けを確認してみます。
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【2022年ワールドカップ】アフリカ2次予選のポット分けが決定
アフリカ2次予選へ参加できるのは・・・
1次予選突破した14ヵ国 + 2次予選から登場の26ヵ国
※合計40ヵ国
ポット分け方法は、以下のとおり行われています。
- 参加国40ヵ国を2019年12月発表のFIFAランキング順に並べる
- 1位の国から順に、ポット1⇒2⇒3⇒4の順に10ヵ国ずつ振り分ける
【ポット1】
- セネガル (20位)
- チュニジア (27位)
- ナイジェリア (31位)
- アルジェリア (35位)
- モロッコ (43位)
- ガーナ (47位)
- エジプト (51位)
- カメルーン (53位)
- マリ (56位)
- コンゴ民主共和国 (56位)
【ポット2】
- ブルキナファソ (59位)
- コートジボワール (61位)
- 南アフリカ (71位)
- ギニア (74位)
- ウガンダ (77位)
- カーボヴェルデ (78位)
- ガボン (83位)
- ベナン (84位)
- ザンビア (88位)
- コンゴ (89位)
【ポット3】
- マダガスカル (91位)
- モーリタニア (100位)
- リビア (101位)
- モザンビーク (105位)
- ケニア (106位)
- 中央アフリカ (109位)
- ジンバブエ (111位)
- ニジェール (112位)
- ナミビア (117位)
- ギニアビサウ (118位)
【ポット4】
- マラウイ (123位)
- アンゴラ (124位)
- トーゴ (126位)
- スーダン (128位)
- ルワンダ (131位)
- タンザニア (134位)
- 赤道ギニア (145位)
- エチオピア (146位)
- リベリア (152位)
- ジブチ (184位)
※ ( ) 内は、2019年12月発表のFIFAランキング
ポット1にはアフリカの強豪ナイジェリアやセネガル、エジプト、アフリカネーションズカップ2019優勝国のアルジェリアなどが入った一方、コートジボワールや南アフリカ、ギニアやザンビアなどはポット2となっています。
抽選では上のポット分けをもとに、各ポットから1ヵ国ずつを引いていき、4ヵ国で1グループ (合計10グループ) が完成します。
ポット分けから考える「死の組」は?注目はコートジボワール代表のゆくえ
アフリカ2次予選では4ヵ国ずつ10のグループに分かれて各グループで試合を行いますが、最終予選へ進出できるのは各グループ1位のチームのみです。
つまり、同じグループに“強豪国”と言われる国が2ヵ国入った場合でも、2次予選を突破できるのは1位の国のみ。
2位以下の国は敗退となります。
ポット分けを見てみても、「ポット2」にワールドカップ出場経験のあるコートジボワールなどがいることから、アフリカの強豪と言われる国が最終予選へ進めない可能性も十分にあります。
そこで、ここでは「死の組」が誕生するとすれば、どの組み合わせがそれに値するのか、考えてみました。
【死の組】
- セネガル
- コートジボワール
- ケニア
- トーゴ
このような感じでしょうか。
ポット1からはセネガルでなくても、チュニジア、ナイジェリア、アルジェリア、モロッコ、ガーナ、エジプト・・・
どの国と一緒となっても、ポット2からコートジボワールを引き当てたグループは厳しいグループと言えます。
組み合わせ抽選会は2020年1月21日に開催
注目の組み合わせ抽選会は、来年1月21日 (現地時間) に開催予定です。
【2022年W杯アフリカ2次予選 組み合わせ抽選会】
- 2020年1月21日 (火) 開催
- 開催地はエジプトの首都カイロ
- 日本時間深夜2時開始予定
各グループ1位のみしか最終予選へ進出できないアフリカ地区の2次予選。
最も注目すべきポイントは、「ポット1からもれたコートジボワール代表がどの国と一緒となるのか」となりそうです。
またその他でも、ブルキナファソ、南アフリカ、ギニアなどの国のゆくえにも注目です。