カタールW杯予選・大陸間プレーオフのレギュレーションを解説【アジアチームの勝算は?】

公開日 2021年10月17日 最終更新日 2021年11月20日

 

サッカー日本代表の2022年カタールW杯の本大会出場が危うくなっています。

 

現在行われているアジア最終予選。

日本は初戦オマーン戦と3戦目サウジアラビア戦に敗れ、現在4戦おこない2勝2敗の4位に沈んでいる状況です。

首位サウジとは勝ち点6差、2位オーストラリアとは同3差で、もう取りこぼしは許されない状況となっとなっており、プレーオフへ回ることも覚悟が必要です。

 

森保監督の解任を求める声が非常に大きくなる中、日本サッカー協会の田嶋会長は監督を擁護するとともに逆転でのW杯出場へ森保監督続投を明言しており、日本サッカーの未来がとても不安視されています。

 

そこで、日本代表がプレーオフへ回ることになった場合、どのような戦いとなるのか。

アジアプレーオフ&大陸間プレーオフのレギュレーションはもちろん、参加国や組み合わせ、日程、勝算などを確認してみたいと思います。

 

 

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カタールW杯予選・大陸間プレーオフのレギュレーション

カタールW杯の出場をかけた最終局面となるのが「大陸間プレーオフ」。

この大陸間プレーオフによって、カタールW杯本大会に出場にする最後の2チームが決まることになります。

 

しかし、アジアに関しては大陸間プレーオフの前に「アジアプレーオフ」を戦わなくてはなりません。

このアジアプレーオフに勝利しないと、大陸間プレーオフへも進めずに予選敗退となってしまいます。

 

まずアジアでは、アジアプレーオフを勝ち抜く必要あり

まず、前述したように、アジアでは大陸間プレーオフの前にアジアプレーオフを戦います。

 

アジア最終予選でグループ3位となったチームが、その時点で大陸間プレーオフへ進出できるわけではありません。

アジア予選に関しては、最終予選のグループが2つあるので、2つのグループでそれぞれ3位となったチーム同士がまず「アジアプレーオフ」を戦うことになります。

 

このアジアプレーオフは一発勝負で、この1試合に負けたらその時点でW杯出場への道は絶たれます。

 

すなわち、グループBで日本が3位となっても、グループA3位チームとの一発勝負の試合に勝たないと大陸間プレーオフへ進出することはできません。

つまり、日本が3位となった場合、2回プレーオフを勝ち抜かないとW杯へは出場できないということです。

 

 

以上をふまえた上で、大陸間プレーオフのレギュレーションへ進んでいきます。

 

大陸間プレーオフの参加国・組み合わせ・日程は?

大陸間プレーオフの参加国は4チーム。

大陸でいうと、「アジア、オセアニア、北中米カリブ海、南米」の4大陸からそれぞれ1チームずつ参加することになります。

 

 

大陸間プレーオフは上記の4チームが、2チームずつ2組に分かれて対戦することになります。

 

組み合わせはオープン方式で決定。(すべてのチームが、ほかのすべてのチームと対戦する可能性があるということ)

※追記(2021/11/20):組み合わせ抽選の開催日が決定し、2021年11月26日にスイスのチューリヒで行われることとなりました。

チーム   チーム
未定 vs 未定
チーム   チーム
未定 vs 未定

 

大陸間プレーオフは2022年6月13日と14日に開催予定。

 

アジアプレーオフが2022年5月か6月の開催予定なので、アジアプレーオフの勝者はそのあとすぐに大陸間プレーオフを戦う日程となりそうです。

 

 

大陸間プレーオフが一発勝負に変更! 詳しいルールは?

 

大陸間プレーオフは一発勝負へと変更になりました。

当初はホーム&アウェイ方式で開催予定でしたが、新型コロナ拡大で日程が延期となったこともあり、中立地での一発勝負となりました。

 

これにより、2戦合計スコアで争うことがなくなり、アウェイゴールルールなど複雑なレギュレーションはなくなりました。

90分間で同点だった場合には延長戦が行われ、延長戦でも決着がつかなければPK戦によってW杯出場を決めるというレギュレーションは変わらない予定です。

中立地の開催場所は現在未定です。

 

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日本代表がプレーオフ行きとなった場合の対戦国は?

気になるのは、日本代表がプレーオフ行きとなった場合の対戦国です。

もちろん、最終予選で2位以内に入れれば良いのですが、現状ではプレーオフ行きも視野に入れなければいけない状況です。

 

ここでは、日本代表がプレーオフへ回ることとなった場合、現時点でどのチームと対戦する可能性があるのか、また、その勝算についても確認してみます。

 

アジアプレーオフでは中東勢と当たる可能性大

アジアプレーオフでは中東勢のチームと当たる可能性が大です。

 

最終予選グループBの日本が3位となった場合、グループAの3位チームと対戦することになります。

そのグループAですが、韓国以外の5チームはすべて中東勢です。

 

上記のように、グループAではイランと韓国が独走状態にあり、この2チームが2位以内を確保してW杯出場ストレートインを決める可能性が非常に高めです。

イランと韓国は次節にもW杯出場を決める可能性があります。

 

そう考えると、3位となるのはUAE、レバノン、イラク、シリアのいずれかになる可能性が高め。

いずれも中東勢とあって、もし一発勝負のアジアプレーオフ開催地が中東ともなれば、厳しい戦いが予想されます。

 

以下のように、前回ロシアW杯最終予選での日本代表の中東とのアウェイ戦の結果を見てみると、1勝1分1敗という成績でした。

 

日本にとっては、一発勝負よりもホーム&アウェイ方式のほうがまだましだったでしょうか。

相手がどこになるかわかりませんが、2試合あれば、総合力で勝る日本が2戦合計スコアで上回れるかもしれませんが、一発勝負だと負けてもおかしくありません。

 

大陸間プレーオフで南米勢と当たってしまったら・・・

 
 
 
 
 
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続いて、大陸間プレーオフでのアジアのチームの展望。

 

組み合わせ抽選はオープン方式で行われるため、

のすべてと対戦する可能性があります。

 

ここで絶対に引きたくないのが、南米のチーム。

南米は予選5位のチームが出場しますが、南米勢はどこと当たっても日本が勝つのが厳しい相手です。

&nbsp

そうなると、エクアドル、コロンビア、ウルグアイ、ペルー、チリ辺りのいずれかが5位になる可能性が高く、どのチームとあたっても今の日本代表が勝ち抜ける想像ができませ

&一発勝負へと変更になりましたが、本気の南米勢相手に今の日本代表が勝てるとはとても思えません。

南米勢を引いてしまってコロンビアやウルグアイが5位となった場合、もはやアジアのチームは終戦とも言えます。

 

 

南米チームとの対戦は圧倒的に避けたいわけですが、次に当たりたくないのが北中米カリブ海。

 

南米に比べると力は落ちますが、4位チームではパナマ、コスタリカ、ジャマイカあたりが来る可能性が高く、試合は拮抗した戦いになりそうです。

 

 

そして一番勝算があるのはやはりオセアニアのチーム。

オセアニア予選はまだスタートすらしていませんが、おそらく今回もニュージーランドが勝ち上がってくると予想されます。

ニュージーランドもFWウッド(バーンリー)らを擁しており、世代は違えど東京五輪では日本とPK戦までもつれるなど侮れない相手ではありますが、南米勢らと当たるよりは圧倒的に勝算があるのは確実。

 

つまり、大陸間プレーオフではまず組み合わせ抽選で「南米との対戦を避けられるかどうか」が、アジアチームにとってかなり重要になってきます。

 

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過去の大陸間プレーオフでのアジアチームの結果は?

 
 
 
 
 
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最後に、直近2大会の大陸間プレーオフの結果も確認してみます。

 

※前回2018年大会は抽選により組み合わせが決定

※前々回2014年大会はFIFAが組み合わせを決定

 

 

上記のように、前回大会はオーストラリアがアジアプレーオフと大陸間プレーオフを勝ち抜いてW杯に出場しています。

シリアとのアジアプレーオフは延長までもつれる僅差で勝ち進んでおり、ギリギリの戦いを制してのW杯出場でした。

大陸間プレーオフの相手が北中米カリブ海のホンジュラスではなく南米のペルーだったら、オーストラリアのW杯出場はなかったかもしれません。

 

実際、南米と対戦した2014年W杯予選のヨルダンは、ウルグアイに2戦合計0-5で粉砕されています。

やはり南米勢と当たらずに済むかどうかが、アジアチームがW杯出場できるかどうか大きく左右しそうです。

 

また、上記過去の結果からもわかるように、一発勝負のアジアプレーオフの時点で苦戦が予想されます。

 

 

最後に、アジアプレーオフ&大陸間プレーオフのレギュレーションについてのポイントまとめです。

 

 

以上のように、アジア最終予選で2位以内に入らないと、厳しい厳しいプレーオフが待ち受けています。

日本代表としてはプレーオフへ回らなくて済むよう、なんとしても2位以内に食い込みたいところです。

 

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