オランダ代表について
- ユーロ出場:2大会ぶり10回目
- ユーロ最高成績:優勝 1回 (1988年大会)
- 前回ユーロ結果:出場できず
- 最新FIFAランク:14位
【ユーロ2020オランダ代表】メンバー・日程・対戦成績・予選結果
3大会ぶりに大舞台へ戻ってきたオランダ代表、久々のユーロ上位進出を目指す
前回2016年大会のユーロ、前回2018年大会のW杯と、国際大会の出場を2大会連続で逃していたオランダ代表。
それでも、今回2020年大会のユーロでは無事に出場権を獲得。
予選では、オランダ代表があげたゴールのうち半数以上のゴールをワイナルドゥムとデパイがあげており、この2選手がケガなどなく本大会に無事出場できるかが、上位進出の鍵となりそうです。
前々回ユーロの2012年大会では、まさかの3戦全敗でグループステージ敗退。
その前の2008年大会でも、グループステージで2006年W杯王者イタリアに3-0、同じく準優勝フランスに4-1と、圧倒的な強さを見せて死の組を1位突破するも、準々決勝ではロシアにあっさり敗れてベスト8敗退。
このように、ここ数大会のユーロでは思うような結果を残せていないのが、オランダ代表です。
ユーロ、W杯と立て続けに出場を逃してきたオランダ代表にとって、ユーロ2020は3大会ぶりとなる大舞台。
ロッベンやスナイデルなど、オランダ代表の一時代を築いたメンバーから主力が変わった今、久々の国際舞台で再び上位に食い込むことができるのか、注目です。
ユーロ2020・オランダ代表メンバー
予選でオランダ代表チームの大半のゴールを記録したワイナルドゥムとデパイが無事メンバー入りするのかに注目!
監督:フランク・デ・ブール (オランダ国籍) | |||
Pos | 背番号 | 選手名 | 所属クラブ |
GK | |||
DF | |||
MF | |||
FW | |||
※本大会のメンバーは発表されしだい更新
ユーロ2020・オランダ代表の試合日程・対戦国・対戦成績
グループ首位突破を果たしてイタリアとの対戦を回避したいオランダ代表【初戦が最大の山場】
グループステージ (グループC) | ||
キックオフ (日本時間) |
対戦国 | 会場 (都市 / 国) |
6/14 (月) 4:00 |
![]() (FIFAランク 24位) |
ヨハン・クライフ・アレナ (アムステルダム / オランダ) |
※ウクライナ代表との対戦成績:1勝1分0敗 | ||
6/18 (金) 4:00 |
![]() (FIFAランク 23位) |
ヨハン・クライフ・アレナ (アムステルダム / オランダ) |
※オーストリア代表との対戦成績:9勝4分6敗 | ||
6/22 (火) 1:00 |
![]() (FIFAランク 65位) |
ヨハン・クライフ・アレナ (アムステルダム / オランダ) |
※北マケドニア代表との対戦成績:2勝2分0敗 |
オランダ代表は開催国の1つにも選ばれており、グループステージの全3試合を首都アムステルダムにある「ヨハン・クライフ・アレナ」で開催することができます。
オランダ代表の初戦対戦国はグループ最大の難敵とも言えるウクライナ代表ということで、ここで勝利、あるいは最低でも引き分けという結果を残せれば、グループステージ突破の可能性は高いものになってきます。
オランダ代表はウクライナと過去2回しか対戦がなく、2010年のアウェイ戦では1-1ドロー、2008年のホーム戦では3-0で勝利しています。
第2戦の対戦国オーストリア代表とは過去に6回敗れていますが、この敗戦はいずれも1990年以前のもの。
直近の対戦での相性は良く、1992年以降の全6試合にはすべて勝利しているという心強いデータがあります。
第3戦の対戦国は初出場の北マケドニア代表で、過去の対戦成績は2勝2分と負けなしで、前回2009年の対戦ではホームで4-0と圧勝。
グループ内で北マケドニアが一番格下なのは明らかで、ここで主力選手を温存させられる状況まで持っていけていれば、オランダ代表としては良い状態で決勝トーナメントへ臨めることができそうです。
しかしながら、グループCでは2位通過してしまうとグループA1位との対戦(イタリア代表との見方が強い)になるので、首位通過が確定していない状態での温存はないとみられます。
オランダ代表のグループステージでの目標は、首位通過のみ。
前述したとおり、2位通過だとイタリアと決勝トーナメント1回戦でいきなり当たる可能性が高まります。
イタリアとは2020年のネーションズリーグで対戦し、1分1敗と負け越してベスト4進出を阻まれた相手で、いきなりの対戦は避けたいはず。
しかしウクライナやオーストリアも同じことを考えており、とくに初戦のウクライナ戦は首位通過を左右する重要な試合となりそうです。
オランダ代表のユーロ2020予選結果
オランダ代表は予選でドイツと一緒のグループを2位通過【ワイナルドゥム&デパイがゴール量産】
日にち (2019年) |
H/A | 勝敗 | 結果 | 対戦国 |
3/21 | H | 勝 | 4-0 | ![]() |
3/24 | H | 負 | 2-3 | ![]() |
9/6 | A | 勝 | 4-2 | ![]() |
9/9 | A | 勝 | 4-0 | ![]() |
10/10 | H | 勝 | 3-1 | ![]() |
10/13 | A | 勝 | 2-1 | ![]() |
11/16 | A | 分 | 0-0 | ![]() |
11/19 | H | 勝 | 5-0 | ![]() |
※8戦戦い、6勝1分1敗・24得点7失点 ※グループ2位で、ユーロ2020本大会の出場権を獲得 |
予選で敗れたのはホームでのドイツ戦のみで、アウェイでのドイツ戦には勝利。
また、0-0に終わったアウェイでの北アイルランド戦以外の試合は、すべて2得点以上をあげています。
予選であげた24ゴールのうち、8ゴールがワイナルドゥム、6ゴールがデパイによるもの。
半数以上の得点をこの2選手があげており、ワイナルドゥムとデパイは間違いなく本大会には欠かせない選手となってきます。
オランダ代表MFワイナルドゥムが予選で決めたゴラッソ!(ベラルーシ戦)
3⃣0⃣ today! 🎂
🇳🇱 Happy birthday, Georginio Wijnaldum 🎈#HBD | @OnsOranje | @GWijnaldum pic.twitter.com/eASgVZtwAT
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) November 11, 2020
【オランダ代表】直近の親善試合結果
イタリアとの2戦には負け越すも、ポーランドとの2戦には2勝
※ユーロ2020予選終了後~本大会までに行った全試合 (随時更新)
日にち | H/A | 勝敗 | 結果 | 対戦国 | 種目 |
2020年 9/4 |
H | 勝 | 1-0 | ![]() |
UNL |
9/7 | H | 負 | 0-1 | ![]() |
UNL |
10/7 | H | 負 | 0-1 | ![]() |
親善試合 |
10/11 | A | 分 | 0-0 | ![]() |
UNL |
10/14 | A | 分 | 1-1 | ![]() |
UNL |
11/11 | H | 分 | 1-1 | ![]() |
親善試合 |
11/15 | H | 勝 | 3-1 | ![]() |
UNL |
11/18 | A | 勝 | 2-1 | ![]() |
UNL |
2021年 3/24 |
A | – | ![]() |
W杯予選 | |
3/27 | H | – | ![]() |
W杯予選 | |
3/30 | A | – | ![]() |
W杯予選 | |
※8試合を行い、3勝3分2敗の成績 |
※UNL=UEFAネーションズリーグ2020-21
ネーションズリーグではイタリア代表にファイナル進出の座を譲ってしまったものの、ポーランド代表には2勝、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表には1勝1分という結果で、2位でフィニッシュ。
ユーロ2020に出場するポーランドに2勝できたことは、本大会グループステージで対戦するウクライナやオーストリアに勝利するための自信となったはずです。
確実に2位以内に入りたいユーロ2020本大会のグループステージを見据えて、ネーションズリーグの結果だけを見れば、その力があることは示せています。
オランダ代表の久々の国際舞台での活躍に期待です。